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In a kingdom by the sea

Lord help my poor soul

瑠夏とぐるぐる 10

やっと女子たちに反撃できた興奮は自分の部屋に戻っても醒めず、一人椅子に座ってボーッとしていると、
「・・・言いかえせたね?」
弥南さんの声。
気づくと、僕のベットに腰かけて当たり前のようにくつろいでる。長い足をパタパタさせている。
僕は彼女がいきなり部屋に現れても、そんな驚かなくなった。
「・・・うん」
でも、サッと彼女が立ち上がり、近づいて、
「ごほうびっ!」
頬っぺたに、チュッ!とされたのに、
「わっ!」
ビックリしてしまった。
弥南さんはニコニコしている。
教室では見られなかった、柔らかな笑顔で僕を見ている。
僕の前に膝をつき、見上げて、
「でも、まだ油断できないよね?・・・アナタを陥れようとしてる人が、いる?」
「うん」
反撃出来た嬉しさを被うようなザワつきを感じつつ、
「僕もそう思う」
ペンケースはわからないけど、体操着は明らかにワナだ。メモまで書いてワナを仕掛けたのだ。
「何で・・・誰が・・・・」
理由の見当たらない悪意に考え込む僕を、弥南さんはじっと見て、
「多分、見当ついてるんだと思うよ?アナタ」
「え?」
「ココはアナタの頭の中の世界だから。それを書き換えてるんだけど・・・なんと言うかな・・・人間の記憶は、見えてる世界だけじゃないの。アナタが信じたくない、覚えたくない、見たつもりも無いものも記憶にないつもりで、覚えている」
「・・・・」
よくわからない。でも、弥南さんの言う事だから、理解しようと頑張る。
「そのアナタが覚えているけど覚えていない記憶がごちゃごちゃに絡まって、アナタが出来てる。無理にほどく事は出来ない。だからアタシがアナタの記憶で介入するのはアナタだけで、他はあまり関わらないようにしてるんだ」
「・・・・」
「難しい顔してるね?」
「・・・僕が、見当ついてるって?」
「ココはアナタの記憶で、記憶を書き換えるのは実際の過去を書き換えてる訳じゃないんだけどね、アナタの記憶はアナタから見た一面的なものだけど、結構、正確なものなんだ・・・って」
「・・・って?」
「センセーがそう言ってた。無意識にアナタが『見て、感じた』ものも、アナタが気づかないだけで意識の底に沈んでいる。それがココの世界に反映されている。だから相沢さんも、他のクラスメートもアナタの世界でアナタが作ったものだけど、アナタが作ったものじゃない」
「・・・よくわからない」
「アタシもわかんないけど、アタシが言いたいのは、アナタは犯人をちゃんと感じてて、それがこの世界に反映されているって事」
「弥南さんは、誰が犯人だと思う?」
「アタシ?アタシはやっぱり・・・」
と、弥南さんの携帯が鳴った。
「はい・・・あ・・・すみません・・・・気をつけます」
携帯を切って、
「喋りすぎって、センセーに叱られちゃった」
ペロッと舌を出す。
「叱られてばっか」
「ねぇ、そのセンセーって」
「アナタを『治療』してるお医者さん」
「・・・実感が湧かない・・・・本当の僕は、35で・・・・ココは僕の記憶の中で・・・君は?」
「アタシは、センセーの代わりにセンセーが出来ない事をやってるの。センセーには、アナタの記憶に入り込む事が出来ないんだ。説明すると長くなるけど」
「じゃなくて・・・その・・・」
君は、本当に存在してるの?
そう尋ねたかったけど、言葉にならない。
ココが僕の記憶の中だとしたら、
実は、弥南さんはそのセンセーが作った、ヴァーチャルなものでしかない・・・なんて言われるのが怖い。
僕は、別の質問に切り替えた。
「僕が僕の記憶の中の僕って・・・やっぱり、よくわからない・・・」
ココがリアルでない、という実感が湧かない。
弥南さんのまわりには不思議な事がいっぱい起こるけど、それでも生々しいのだ。
「普通はちょっと、現実の記憶が残っているんだけど。アナタは全くないみたいね?」
「うん」
「センセーが言うには、アナタの元々の性格に加えて、その・・・事実に直面するのが怖いんだって」
「事実に直面する・・・」
「事実に向き合わないと、『治療』にならない。アナタは『治療』を望んでるけど、事実を知りたがっていない・・・」
「・・・・」
僕は、黙って考えてしまった。
なんだか、ぐるぐるとたった一人で同じところを回ってるみたいだ。
と、
「また叱られちゃうかもだから、この話はここまでにしよ?・・・ごほうびの続き、してあげる」
立ち上がり、かがみこんで、
僕の頬を両手で挟み、覗き込んだ顔が近づいて、
柔らかい唇が、今度は僕の唇にチュ!っと触れる。
教室でも味わった、あの感触。
僕は、一気にカーッ!と頭に血がのぼって、
「い、いいよぉ~」
顔をそむけると、
「アハハ!真っ赤っかぁ~っ!いいんだよ?『治療』なんだから、遠慮しないで?」
と言いながら、
「ね・・・・?」
と、弥南さんは服を脱ぎ出した。
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  1. 2014/05/31(土) 18:53:25|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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interlude 2

二回目の『治療』も、『治療』されたのかよくわからない。
また意識が遠退き、目覚めただけだ。
先生は、「だいぶ良くなりましたよ?」というけれど。
まだ、相沢秋帆が怖い。
彼女に加担したやつら、黙って苛めを眺めていたクラスメート全員を殺したい。
他人の目が怖い。
特に女性が・・・
普段は僕は自分の部屋から出ない。
『T- J-M.クリニック』の行き帰りの途中、誰かとすれ違う度に何か言われている気がする。
コイツ気持ち悪い。
醜い。
実際、運動もまるでしない、毎日PC にへばりつくだけの僕は、みっともない人間だろう。
本当に・・・自分は変われるだろうか?
今日、『T- J -M.クリニック』の敷地内で、少女が遊んでたボールがポンポンと僕の方に来たのを、
「すいませーん!」
見ると、なんて事ない、その辺の×歳ぐらいの、普通の女の子だ。
なのに。
僕はすぐに目を伏せ、ボールを無視して行ってしまった。
僕の後で取り残されたボールを拾いに行く女の子が、舌打ちした気がする。
僕はまだ変わってない。
他人が怖い。
世界と馴染めない。
僕は壊されたままだ。

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  1. 2014/05/30(金) 05:16:25|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 9

昼休み。
「ちょっと」
相沢さんと、その友達たちだ。
相沢さんの友達が、
「あっちゃん、体操着着られなくなったから買い直したって。おい、弁償しろよ!」
まわりに聞こえる大声で言う。
まわりは関心無さそうで・・・耳を澄ませている気がする。
弥南さんは・・・少し離れたところでクラスメートと話している。
「何とか言えよ!」
怒鳴られ、ビク!っとなる。
弥南さんをチラっと見る。
後ろ姿しか見えない。
「おいっ!何とか言えって!」
「ひ!」
女子に乱暴に言われ、やっぱり何も返せない。
相沢さんを見る。顔を歪ませて僕を見ている。
(・・・あぁ・・・やっぱり・・・)
涙が出そうだ。
ガクガク震える。
頭の中が白く濁ってくる。
そのくせ、クラスの誰かがクスクス笑うのがクリアにきこえる。
(僕は・・・僕は・・・)
ダメだ。ダメな奴だ。
せっかく弥南さんが優しくしてくれたのに・・・いや、
弥南さんの事だって、僕に都合良すぎる夢だったんじゃないか?
また弥南さんを見る。
・・・居なかった。
どこへ・・・いや、
もしかして、弥南さんはもともと僕が都合良く作り上げた幻影で、本当は存在しなくて、
目の前の悪意、クラスの嘲笑だけが本当の事なんじゃないか?
僕は足元から溶けていくように思え、自分の身体が自分のものじゃない感じがした。
抑えようとしても震えてしまう。
女子たちのワンワン喚くのが言葉に聞こえない。
肩を突っつかれた。でも神経が切れたように感じられない。
そのくせ心がザクッ!っと切り裂かれたように感じられる。
僕は泣いてるだろうか?いや、まだだ。でも。
僕自身が一気に薄いガラスになったよう。
白くなる。
血が逆流し、ワンワン頭の奥で響くだけで何も聞こえない。
ギュッ!っと固く目を瞑り、静寂の中で自分の内側に閉じ籠り・・・
・・・・・・・・・・・唇に感触。
柔らかい。
目を開けると、弥南さんだった。
「・・・・あ・・・・」
さっきまでと大違いな笑顔で・・・昨日の夜見た、イタズラ混じりのやさしい笑顔だ・・・僕を見つめ、
「特別だからね?」
そういって、僕の頬を撫でて、
「見てらんないよぉ!勇気出して!ね?」
時間が止まっていた。
女子たちが大口開けたまま間抜けに止まっている。
「言い返すの。僕じゃないっ!って。できる?できるよね?」
「・・・・あ・・・・」
涙が落ちた。
「ほら!泣かないのっ!」
軽く僕の頬をポンポン叩いた。
それでニッコリ笑って、
「言い返せるでしょ?ね?」
「・・・うん」
うなずいた。
「が、頑張る」
「んふふ」
弥南さんは離れた。ハンカチをくれた。
「涙拭いて?」
僕はいい匂いのハンカチで涙を拭い、渡す。
受け取った弥南さんは、
「じゃあまた時間動かすけど、一人でやれるよね?ね?」
うなずく。
弥南さんは教室を出ていった。と、時間はまたフウワリと動き出す。
「おいっ!黙ってんじゃねぇよ!」
いっそう強く肩を突っつかれた。
僕は・・・よろけつつ踏ん張り、勇気を、搾り出す。
あの心地よい弥南さんの体温を、唇を、感触を、思い出し、息をスーッ!と深く吸って、
「ぼ、ぼ、僕じゃないっ!な、な、な、何で僕がっ!」
反論するのに慣れてない。
思う以上に大声になってしまい、一瞬、クラス中の空気が止まった。
女子たちも僕の勢いにグッと詰まらせたが、
「て、てめぇ、逆ギレしてんじゃねぇ!てめぇが体操着盗んだんだろ!」
「ち、ちがう!証拠あるのかっ!」
「ふざけんな!証拠ぉ?お前に決まってんだろ!」
「き、きめつけるなら、ハッキリした証拠を出せ!話はそ、それからだっ!」
いつもダンマリの僕に気圧されたのか、相手がグ・・・っと言葉が出なくなった。
と、相沢さんが、
「・・・もう、いいよう・・・・ごめんなさい。そうだよ証拠もないのにそんな・・・ごめんなさい、疑って」
言ってくれた!
「あっちゃんが言うなら・・・」
女子たちが去っていく。
僕は、フーッ!フーッ!と息を荒くして、心臓はドッキドキ!して、
バタン!と崩れるように椅子に座った。
言い返せた。
言い返せたのだ。
しばらく、やっとの思いで出来た事の余韻にボーッとしていると、
隣の席に弥南さんが戻ってきて、
やっぱりクールに無表情だったけど、僕をチラっとみて、優しく笑った・・・気がした。

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  1. 2014/05/28(水) 19:57:28|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 8

「・・・まだおっきいね?」
潤んだ・・・ちょっとイジワルな目で弥南さんは言って・・・・先っちょの赤い部分をススッ!っと撫でる。
「イ!イタ・・・・!」
痛いというか敏感になりすぎたところを触られたので、思わず叫ぶ。
「痛い?」
「って言うかかぁ・・・ヒリヒリ・・・するよぉ・・・な・・・何でこんな・・・」
気持ち良かったけど、泣き声で僕は言う。
「治療だってば」
「治療って・・・」
「あんまりね、こうした事って良く分からないでしょ?だから・・・」
ネットリと僕を見つめながら、チンチンを軽くキュッとして、
「ん!」
ゾワゾワッ!っと背筋から何かが湧きあがる。
「・・・・ふふ・・・」
弥南さんのキレイな顔が笑んで・・・
と、弥南さんの携帯がまた鳴った。
「・・・あ・・・やべ・・・!」
美少女に似合わない事を言いながら携帯をとると、
「・・・・はぁい・・・あ、スミマセン・・・はぁ・・・・はぁい、気をつけまぁす・・・」
携帯を切って、
「えへへ。センセーにやり過ぎって叱られちゃった」
苦笑いしながら言う。
「センセーって・・・?」
「こないだ言ったじゃん・・・・あ、昼間か。センセーはあなたのドクターだよ」
「治療って・・・良く分からないけど・・・これが治療になるの?」
「まぁね」
自分のを弥南さんにして貰うのは・・・確かに自分でするより、やっぱり・・・自分の全部ごと優しくされているぐらい、空っぽになるぐらい良かったけど・・・
こんなのをキレイな手でして貰うのは・・・なんというか、申し訳ない気もして、
恥ずかしさがまた急激に盛り上がってきて、
「・・・その・・・い、いやじゃないの?こ、こんなのを・・・」
まだ握られながら言うと、
「フフ。これがアタシの仕事だから・・・じゃ、センセーに怒られちゃったし、今日はここまでにしよっか?」

それで、
僕は弥南さんに抱かれて眠った。
僕も弥南さんも裸のまま。
人の体温って、なんて心地いいんだろう。
人肌って、なんて落ち着くんだろう。
・・・・まだおっきかったけど。でもこれだけでもとても心地いい。
弥南さんに包まれて溶けていくような。
弥南さんは僕の頭を胸に乗せ、撫でてくれながら、
「・・・今日もそうだけど、アナタ、人にガーッ!っと言われちゃうとダメみたいね?」
「・・・うん」
僕は薄い胸の先端を見つめながら言う。
ちょっとだけポチッと出ている。
「言い返せないの?」
「・・・頭が真っ白になって・・・後でああ言えば良かったとか思うんだけど・・・明日・・・」
ギュッっと細い身体を抱き締めて、
「学校、行きたくないな・・・」
と、
「ダメ!ちゃんと学校行って、立ち向かわないと」
同級生なのにお姉さんみたく言う。
「だって・・・・怖い・・・」
「・・・あのね、アタシがアナタのフォローしてあげられるのは、二人きりの時だけ。アタシがまわりに干渉すると、ややこしくなると言うか、アナタの為にならないと言うか・・・だから学校でどんなひどい目にあっても、アナタは自分で何とかしないといけないの。出来るよね?」
「・・・自信ない・・・」
「やるのっ!」
叱ってくれているのが分かる。
僕は、
「・・・言い返せるようになりたいな・・・」
何度も自分の中で繰返した事を思わず呟いた。すると、
「アハ!でも、今じゃ『体操着泥棒』だもんね!」
「う・・・」
相沢さんの冷たい目がフラッシュバックする。
そして『記憶の断片』と言っていた、残酷な、
目。
言葉。
痛み。
恥ずかしさ。
僕はブルッ!っと震えた。
今では『記憶の断片』は夢の中の出来事のように感じられるのだけれど・・・
体操服泥棒と思い込んで僕を見る相沢さんの目の冷たさが、僕を縮込ませる。
「きっと・・・・相沢さん、僕を軽蔑してる・・・もう、優しくしてもらえない・・・」
「そうね」
弥南さんは、ぎゅうっ・・・と抱き締めてくれて、
「相沢さんには気をつけた方がいいわね」

翌朝。
弥南さんは居なかった。
学校には居た。僕に関心のない顔で座っていた。
昨日の弥南さんがまるで嘘のように、静かに、大人しく、凛とそこにいた。
確かに、美少女の弥南さんはこうしていた方が似合うけれど。
・・・昨日の弥南さんは、なんというか、顔はともかく言葉使いや振る舞いが、『美少女』っぽくなかった。
夢だったんじゃないか、という気さえする。
僕は、
「あ、あの・・・」
話かけた。と、
「え?」
低い声で、無表情に弥南さんは僕を見る。
「あ、あ、あ、あの・・・いや・・・」
うつむいてしまう。
弥南さんは何も言わない。

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  1. 2014/05/26(月) 18:42:24|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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あぁ・・・・また虚しくなってしまいました。
『瑠夏とぐるぐる』、だいぶ止まってますが、話は最後まで出来てます。でも、虚しくて書けませんでした。
ちょっと上向きになったので、できれば明日、続きを書きます。しばらくお待ちをくださいまし。
  1. 2014/05/25(日) 18:20:17|
  2. 未分類
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瑠夏とぐるぐる 7

「え?」
弥南さんが返事を待たずアッサリ脱ぎ出した。
「あ!ちょ・・・っと!」
あわてて目をそらす僕に構わず脱ぎながら、
「元々アナタは女性に対して強い恐怖心があるの。もっと子供のころから、ママによんどころない事情があって、あまりかまって貰えなかったせいだけど・・・・それで相沢さんとの事があって、女性が完全に怖くなっちゃった。ママとの事はただの行き違いだからまぁよくあるっちゃあある事だけど、相沢さんが決定打になったのね。だかぁら~・・・」
上半身裸になって、ニッコリ笑って、
「女の子の良さを、もっと知らないと、ね?」
「う・・・」
僕は、どうしても盗み見てしまいながら、
「お、お、お、女の子の・・・よ、良さって・・・・」
「こういう事」
弥南さんは事もなげに言う。
「こ、こういう事って・・・・」
「これ、これ。あんま無いけど」
薄く横目でチラチラすると、たしかにあんまり無い膨らみをそれでも下から持ち上げているのが見える。
・・・・つい、心を奪われ、見とれて・・・・と、
「そらっっ!」
「あぁっ!」
手を掴まれ、退けられてしまった。
股間のおっきくなったのを見られてしまった。
「んふふ!そんな緊張しないのっ!任せて?」
「だ、だって・・・・恥ずかし・・・あぁっ!」
ムギュ!っと掴まれた!
「う゛!・・・そ、そ、そ、そん、な・・・!」
「さっきは自分でやってたでしょ?」
ムニムニと先っちょを弄られる。
「悪い事じゃないのよ?大きくなるのは・・・ね、精通はあるの?」
「う・・・」
セイエキ・・・は、出る。
子供の種というけど、ドロドロした、変な臭いのもの。
イジってると、違う意味で頭の中が白くなって、出てくる。
弥南さんが僕のを掴んでゆっくり上下する。
ニチュ・・・ニチュ・・・ニチュ・・・
粘っこい響きと臭いが、恥ずかしい。
でも、弥南さんは真っ直ぐ僕のを見つめ、ためらいなく上下にスライドさせ、
「ちょっとイタいかもだけど、ガマンしてね?」
「イ!・・・イ・・タ・・・!」
クルン・・・っとされた。
そのピンク色のところに、
「・・・ココがね、まだ成長途中だからアレだから・・・」
柔らかく、優しく触れて来る。
それだけでもビクン!っとなって、
「そんな・・・汚ないよぅ!」
めくられて、白いポツポツしたカスがあらわになって、鼻に衝く臭いが更に濃く漂う。
「今日、お風呂入ってないからぁ!」
「ん、そうね。アタシはかまわないけど、女の子とこうする時は、ちゃんとキレイにしとかなきゃね♪」
細い指先が、皮の下に隠れていた赤みの濃いピンク色の部分を丸く撫でる。
ビリビリ!っと、電気のような刺激が走る。
「んうぅっ!」
「痛い?大丈夫でしょ?」
ゆっくり、柔らかい手が先っちょを包んで、上下し、
弥南さんは優しく微笑んで僕を覗き込み、
「気持ちいいでしょ?ね?」
「わかん・・・ない・・・」
「そっか」
多分、気持ちいい。
まるで際限なく膨らんでいくようで、皮とかひきつれて痛いし、普段カブっているところを触られてヒリつくけれど、
弥南さんの手が、僕の敏感な部分をほぐす。
まるで、僕の中の汚ないものを掻き出すように。
細やかな動きに包まれる。
「自分でこうするのって悪い事じゃないんだけど、そればっかりだと、こう・・・自分だけでぐるぐる、同じところ回ってるだけ?みたいな?今はいいけどね」
弥南さんの言う事はよくわからない。でも。
僕の悪いところを治して・・・『治療』してくれてるのはわかる。
だって。
痛いくらいに腫れたチンチンを、優しく、柔らかく、シットリと上下していくのに他愛なく、
僕は自然に一点に昇って行く。
いつもの1人だけで孤独を搾り出すようなものじゃない(1人で孤独を搾り出す、ってなんて矛盾!)。
同級生の女の子に導かれ、
「あ・・・!も、もう!」
グン!っと引っ張りあげられる。
「出るぅ!」
情けなく叫ぶけれど、
「いいよ?ガマンしないで?」
弥南さんの甘い言葉が、
幸福に真っ白な頭に染み渡り・・・
「んくっ!」
ビクンッ!
ケイレンする。
電撃のようなショック。
奥から昇ってきたカタマリが、チンチンに向かい、
「んんっ!・・・あんっ!」
飛び出た。
ビュッ!ピュッ!・・・っと勢いよく飛んで止まらない。
弥南さんに包まれつつ、ガクガク!っと動物的にケイレンし、
まったく無防備に弥南さんにチンチンを預け、射精した。
ヒクッ!・・・ヒクッ!
多幸感の中、心の奥から搾り出されるように、僕はケイレンを続ける。
・・・・やがて、痺れる頭の中、ケイレンが・・・射精が収まった事に気づき、
「ふふ・・・」
弥南さんの優しい笑い声が染み渡る。
「いっぱい・・・ね、自分でスルよりいいでしょ?」
ボンヤリと痺れた頭で弥南さんを見ると、
「・・・・・・あ!!」
弥南の端整な顔にセイエキがタップリ飛んでいた。
そのキレイな胸にも。
「ご、ご、ごめんな、さい・・・・!よ、汚しちゃって・・・」
でも弥南さんは、僕の臭いものを付着させても全然気にしない様子で、
「女の子はね、こんな事も出来るの。怖いだけじゃないんだよ?アナタは怖いところばっかり知っちゃったけど」
自分よりも先にティッシュで僕をチンチンを拭いて、
「これから、いっぱい、女の子の怖ぁ~い面見ちゃうけど、そんな女の子の優しい部分も、ちゃんと覚えとくんだよ?」

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  1. 2014/05/15(木) 08:48:39|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 6

結局、曖昧なまま僕は女子達から解放された。
けれど。
何とか自分が1人教室にいた理由を頑張って説明したけど、結局理解してもらえなかった。
いや、彼女達は、理解する気など無いのだ。
なにしろ、「居るだけでおかしい、気持ち悪い」と言うのだから。
どう言い訳すればいい?
やってない事に関しても僕は上手く説明出来ない。正々堂々と思っている事をそのまま言えばいいだけなのに、頭の中が白くチカチカして、言葉がこんがらがってヒシャげてしまう。
ましてや濡れた体操着に関しては、僕の涙で濡らしたのだから・・・
「だから!何で体操着が湿ってんだよ!・・・うわっ!あぶねぇ!コイツ震えてるじゃん!」
「真っ青!やっぱコイツだよ!犯人!」
決めつけられて、何も言えない。
ただ血の気が引いて、ガクガク震えて、
言葉が団子状になって喉に詰まった。
と、相沢さんが、蒼白で震える僕を一瞥すると、
「・・・いいよ、もう・・・」
冷たい顔をしながら言った。
「行こ?」
僕に向ける苦い目。
体操着を残し・・・もうそんな汚ないものはいらない、という事だろう・・・教室から出て行った。
僕は家に帰り、自分の部屋に閉じこもった。
一人で電気も点けずにドアに鍵を掛け、布団を頭から被って泣いた。
もう、
学校へも行きたくない。行けない。
相沢さんに嫌われてしまった。
僕は、
布団を被ったまま、自分の股間に手をやった。
そして、股間の真ん中を自分で撫でる。
やがて硬くなったそれをいつものようにグリグリする。
そうしてると、落ち着くのだ。
そうしながら、頭の中に色々なものが渦巻く。
相沢さんの、冷たい目。
そして、『記憶』の断片・・今はあれこそ夢の中の世界のようにぼんやりしているけれど・・・残酷で信じがたい相沢さんを映す『断片』。
・・・僕の胸に生じる痛みをほぐすように、股間の手の動きを早める。
僕を責めるクラスの女子達の刺々しさ。
そして、
弥南さん。
・・・彼女は、コレは僕の『頭の中の世界』だと言った。
僕の『頭の中の世界』で『治療』の手助けをするのだと。
わけわからないし、実感も湧かない。
でも、時間が止まり、有り得ないことにあんな美人の転校生が、自分からおっぱいを出して僕に吸わせてくれたのは事実だ。
そのおっぱいを思い出す。
小さいけれど膨らんで、柔らかで・・・
先っちょの鮮やかに淡い色が可憐で・・・
手のグリグリを強める。
僕のモノは僕の手の中で硬く、熱く、トクトクと生々しく脈打っていて・・・・
「・・・弥南・・・さん・・・・」
思わずその名前を呼んだ。
と、
「は~い!」
弥南さんっっっ?!
僕しかいない僕の部屋に、弥南さんの声?!
僕はガバッ!っと跳ね起き、すると弥南さんがそこに居た。
当たり前のように椅子に座ってニコニコしていた。
「き、き、き、君・・・・」
「失敗しちゃったね?まぁ、最初だから仕方ないか。それより・・・」
僕に近づいて、いきなり、バッ!と掛け布団を引っ剥がした!
「わ!ちょ、ちょっと!」
急いで隠したけど・・・・
パジャマからは・・・・
「んふふぅ!やっぱシてた?ね?・・・コレも『治療』の必要があるんだけど。アナタは、そうして相沢さんに冷たくされたのを自分で慰める為に、オナニーがクセになるの。それでね、それに依存するうちに、冷たく虐められる事と性欲がワンセットになっちゃって・・・・センセーが言うには極端なマゾヒズムは極端なサディズムに転化する事がある、て言うか、自己破壊衝動が他者に向いて、それが、クラスメート全員を殺してやりたいという衝動を・・・」
「そ、そんな事、思ってないよ!」
「将来の事。だから、これから『治療』をするんだけどね?リラックスして?」
「リラックスって・・・」
「『治療』なんだからこっちに任せてって事」
弥南さんはベッド脇に膝を付いて、
「はい、こっち向いて手を退かして?」
「え!」
「ほら!ほら!」
「だ、だ、だ、だめ!」
出しっぱなしを隠す僕の手を退かそうとする。
「『治療』だってば!恥ずかしがらないのっ!」
「だって!」
同級生に、しかもこんな美人にアレを見せるなんて・・・
「自分でスルのは恥ずかしい事じゃないのよ?ただ、歪んだ気持ちで続けて、それに依存しちゃうと、歪んだ人間になっちゃうの。ほら!おとなしくチンチン出しなさいっ!」
「チ・・・!」
チンチン!?
こんなに美人な弥南さんがそんな直接まんまな言葉を・・・
「み、弥南さん、そんなキャラァ?」
「コッチが本当のアタシだよ。ほら!アタシに任せて!」
「で、でもぉ!」
「恥ずかしがらないの!アナタだってアタシのおっぱい見たでしょ?」
「だ、だ、だって、それは自分で・・・」
「わ!人をヘンタイみたいに!『治療』って言ったでしょ!マジメな話なのっ!マジメにチンチン出しなさい!」
弥南さんが僕の腕を掴んだ!
「ダメ!ダメ!ダメ!」
必死で股間を死守する僕に、
「もー!『治療』だってばぁっ!」
言いながら僕の手を退けようとする。
「うぅ・・・・ダメぇ~・・・!」
抵抗する僕。
弥南さんは手を離し、
「も~!アナタがそんなじゃ『治療』にならないじゃないっ!・・・」
呆れたように言って、・・・・・と、
・・・・にまぁ~・・・・っと急にキレイな顔に似合わないイタズラっぽい幼い笑顔になって、
「ふふ・・・・!またおっぱい、見たくなぁい?」
蜂蜜のように甘ったるく言った。

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  1. 2014/05/11(日) 07:04:15|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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interlude 1

「どうですか?御気分は?」
先生が言った。
「・・・・はぁ」
頭の中が濁っている。
「・・・ボーッとして・・・」
「しばらくお休みになられてからお帰り下さい。『治療』のあとは、どうしても意識が混濁してしまうのです」
微笑みながら医者は言うのだが。
『治療』。
あまり『治療』を受けた感じがしない。
『T- J -M.クリニック』に来たのは何度目だろう。今までは面談のみだったが今日から本格的に『治療』に入るという事で、色々器具を取り付けられ、ベッドに横になり、スーっと意識が遠退いて、
気づくと目覚めた。
ハッキリしない眠りを眠っただけのような。
どうも騙されたような妙な心地でいると、
「まぁ初回ですからね。あまり実感が湧かないと思います。でも、確実に、あなたは変わって来ている。若干ですが、前進している。『根本治療』なのですから焦らずに・・・それで、質問が幾つかあるのですが」
「はぁ」
「『治療』中の事を覚えていますか?夢のようなものを見た気がするとか?」
少し考えて、首を横にふった。
「クラスメートの相沢秋帆さんに関しては・・・まだ、怖いですか?」
考えるまでもなく、名前を聞いただけで吐き気のようなものを感じ、苦く、
「はい」
うなずく。
「他のクラスメートに対しても、いまだに全員、殺してやりたい、と?」
「はい」
「弥南瑠夏に関しては?」
「え?・・・みなみ・・・?」
先生はニッコリ笑って。
「大丈夫。ちゃんとアナタは前進している。時間はかかりますが、ちゃんと治りますよ」
と言った。

『T- J -M.クリニック』の新しい精神治療法『JMCG』。
それまでの持続エクスポージャー療法のように于遠なものでなく、『EMDR』より劇的な効果が期待できる・・・というけれど、もちろん僕には何の事やらさっぱりわからない。
ただ僕は、他人に恐怖し、何とか抑えている破壊衝動を治して欲しいだけだ。やり方なんて何でもいい。
小×6年の頃の地獄の記憶。
僕は、クラス中から酷い苛めを一身に受けた。
程度の差はあれ、全員からだ。
特に、
相沢さん。
ちょっと思い出すだけで震えてくる。
何で、あんなにも無垢で可愛い笑顔であんなにも酷い事が出来るのだろう?
僕は彼女が怖い。
人間という生き物が、怖い。
『T- J -M.クリニック』から駅に向かうバスに乗る。
空席がいくつかあるけど、僕は吊革に掴まる。
僕が座ると、僕の近くの奴が『気持ち悪い奴が来た』と思うのじゃないか、という気がする。
居心地が悪い。
バスの車窓から外の景色を見る。
冬に入ろうとする錆色の、不機嫌な海が見える。

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  1. 2014/05/08(木) 15:50:36|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 5

本当に、安らぎが訪れる。
弥南さんの小さなおっぱいを吸う。頭を撫でられる。
「揉んでもいいよ?」
左の乳首を吸いながら、右のおっぱいを揉んだ。
時間が止まっているせいでとても静かだ。
ただ、チュク・・ちゅぅ・・・・っとおっぱいを吸う音が教室内に響き、
髪を撫でてくれる微かな音がそれを追う。
弥南さんの鼓動を感じる。
トク・・・トク・・・トク・・・
他人の鼓動って、なんて心地いいんだろう。
少女の肌はなめらかで、柔らかく手のひらに吸い付く。
ちっちゃい乳首を唇の中で転がしながら吸うと、優しい硬さが口から全身に拡がる。
硬さと柔らかさが、水のように僕を包むのを感じる。
長い時間そうして、
止まった時間の静寂の中、弥南さんの携帯がイキナリその静寂を破った。
「あ、ゴメン、いい?センセーから」
「・・ん・・・・は・・・・」
僕が名残惜しいながら離れると、弥南さんは携帯に、
「はい。だいぶいいみたい・・・・え?・・・・あ、わかりました。はい」
これだけ言って切って、
「じゃあ、また時間を進行させるけど、相沢さんたちがここに来るわ。体操着抱いて泣いてるとこ見られるのは回避したけど、それでも何かしらインネンつけられるのは予想できる。それを、アナタは自分で何とかするの」
蕩けるような時間を引きずったまま、
「イ、インネンって・・・」
「分からないけどね。アタシに出来るのはここまで。あとは自分で・・・じゃないと治療にならないから」
と言いながら服を直し、
「じゃあ」
「あ、あ、あの・・・!」
僕を置いて出て行った。
甘い時間の余韻に浸る間もなく相沢さんたちが入って来た。
「あ!」
「・・・何であんた、ここにいるの?」
相沢さん以外の女子が僕を睨む。
相沢さんは、
「あ、あった!」
机の上の体操着を見て叫んだ。
「・・・・何で机の上にあるの?」
相沢さんの友達が僕を睨む。
「て言うか、何でアンタが居るの?帰ったんじゃないの?」
「あ、あの、あの・・・」
女子の敵意丸出しの勢いに全身が一気に凍りつく。
「もういいよぅ!見つかったんだし!」
相沢さんが間に入って言ってくれるが、
「だっておかしいじゃん!あっちゃん、ちゃんとしまっといたんでしょ?」
容赦ない。
「そうだけど・・・きっと、そんな気になってただけだよ!」
「だって、さっきは机の上に何もなかったじゃん!・・・おい、お前!だから何でここにいるんだよ!」
女子とは思えない乱暴な言葉に、僕はまた頭が白くなりかけるけれど、
「こっ・・こっ・・・!これっ!」
靴の中にあったメモを渡す。
一瞥して、
「これが、何?」
「だ、だ、だから、こ、こここで、待って・・・・」
「はぁ~?誰が書いたのこれ?」
「し、し、知らな・・・い」
別の女子がメモを見て
「こんな字、書く子、いた?」
「何でもいいよ!とにかくさぁ!あっちゃんの体操着が無くなってぇ!そんで教室に何故かあってぇ!そんでコイツがここにいてぇ!そんだけで充分気持ち悪いじゃん!おかしいじゃん!」
理屈に合ってない。
僕がただココに居ただけで、おかしい?
相沢さんはかばってくれるが、他の女子はそう決めつけている。
相沢さんは・・・
机の上の体操着を手に取った。
と、
「きゃっ!」
っと叫んで投げて、顔をしかめて、
「・・・・湿ってる」
僕は閃光に撃たれたように白くなる。
僕の涙だ。
相沢さんが鋭い目を僕に向ける。
「あっちゃん、どうしたの?」
「なんか・・・・体操着が湿ってる」
「え?」
「気持ち悪ぅっ!」
全員が冷たい目を僕に向ける。
「そ、そ・・・・」
「何?キョドってるじゃん!」
僕は体操着を盗ってない。でも、湿ってるのは僕の涙だ。
「あ・・・あ・・・」
相沢さんの僕を見る目が嫌悪に歪む。
「あ、あの・・・・あ・・・・」
身体中が震えてしまう。
頭の中が真っ白くなって、そこへ、
『記憶』として見せられたあの、相沢さんとは信じられない『悪意』が甦り、
目の前の相沢さんの表情と重なってきて・・・

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  1. 2014/05/06(火) 11:45:26|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 4

相沢さんが泣きながら僕に言う。
可愛い顔が、僕への憎しみで歪んでいる。
   そもそもアナタ、前から思ってたけど気持ち悪いんだよね!
   弁償してよ!新しく買って!
   あやまりなさいよ!て言うか、
   死ね!
   マジ死ね!
   まだ死んでないの?
   チクるとか腐った事すんな?
   アハハ!
相沢さんが笑っている。
   明日も遊ぼうね~!
残酷な断片が、頭に一気に渦巻いたのだ。
細かいところは分からない。
ただ、嘲笑、侮蔑が。僕を蔑む歓びが残酷に僕の中に満ちる。
「・・・・う、うぅ・・・・」
僕は泣き崩れた。
項垂れ、だらだらと涙を流す。
他のクラスメートはともかく、相沢さんが言うとはとても思えない汚ない言葉が生々しく僕を責めた。
相沢さんのものとは思えない残忍な目が、僕を切りつけた。
膝をつき、顔を両手に埋めて泣く僕に、
転校生は近づいて、
その胸に抱いてくれた。
「・・・・ん、泣いていいよ?」
「・・・うぅ・・・ぅ・・・ぅ」
頭を撫でてくれた。
そして、
「もっと抑えないで泣いていいよ?」
ぎゅぅぅっと抱き締めてくれた。
同い年の女子の、小さいけれどちゃんと柔らかい胸に包まれ、
「・・・・う・・・わぁぁぁんっ!」
大声で泣いた。
赤ん坊のようだ。
泣いている間、弥南さんはずぅっと撫でてくれる。
「ぼ、僕は、盗ってないよぅ!」
「うん、うん」
「み、み、み、みんな信じてくれなくて!僕は頭が真っ白で・・・な、な、にも、言えなくって・・・!」
「うん、うん。アタシは信じてるよ?」
色々ととりとめのない感情をぶちまけた。
しばらくそうして、撫でられ、哀しみをぶちまけた。
やがて、気持ちが落ち着いて来る。
少女の体温を感じ、
(・・・いい匂い)
少女の香りに包まれるのを感じる。
「どう?気持ち、落ち着いてきた?」
「・・・・・うん」
哀しさが、溶けていく。
「手を貸して?」
柔らかい右手が僕の右手を掴む。
僕はされるがまま。と、
「あ」
「・・・どう?」
胸に導かれる。
「ちょ、ちょっと・・・」
「揉んでいいよ?あんまりないけど。男の子、おっぱい好きだもんね?」
僕を真っ直ぐ見つめて言う。
優しく微笑んでいる。
確かに、大きくはない。でも、丸く盛り上がって・・・
「だって!」
「いいってば!だって落ち着くでしょ?おっぱい」
恐る恐る、揉んでみる。
弾力がある。でもフワフワ柔らかい。
もっと幼かった頃を思い出す。
もちろん、ママのよりぜんぜん小さい。でも。それでも、
やわやわと揉んでいると、溶けた哀しみがスーっと浄化した気持ちになる。
またポロ・・・・っと涙が落ちる。
「・・・ふふ」
彼女は一旦僕の手を取り、
「ちょっと待って?」
と言いながら、
春物のブラウスのボタンを外し始めた。
呆気にとられて、なにも言えず、少女の行動に囚われる。
やがてブラウスは脱がれ、ブラが現れる。
ごく・・・っと生唾を飲む。
少女はブラを自分で外した。
僕の前に、生のおっぱいが。
なんてキレイなんだろう。
真っ白に輝く肌に二つの盛り上がり。丸く尖って、その先端に淡い色。
吸い込まれるように見入る自分に気づいて、ハッとしてあわてて目を伏せ、
「そ、そ、そ、そん、な・・・・」
けど弥南さんは優しく言う。
「これも治療の一環だからいいの。ね?」
頭を柔らかく掴まれる。
く・・・・っと引き寄せられる。
「だ、だって!」
「ほら、赤ちゃんみたいに、おっぱい吸っていいよ?落ち着くから」
「う・・・」
淡いサクラ色の乳首がつい目の前に。
ポッチリと尖っている。
少女の匂いが濃い。
ネットリと体温を感じる。
「ね?」
弥南さんにうながされて、僕はそのちっちゃな乳首に、チュク・・・・と唇をつけた。

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  1. 2014/05/03(土) 08:36:37|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 3

体操着を持ったままフリーズしている僕に、
「アタシが来た事で行動が変わる事もあるんだけどね。やっぱダメだったかぁ~」
と言いながら携帯を出して、
「センセー、じゃあ、予定通りで良いのね?・・・えっ?説明するの?・・・・完全に『コッチ』に入り込んじゃってる?・・・・そう」
僕をチラチラ見ながら、
「そんな感じね・・・・うん・・・・うん・・・・えっ!マジィ?!・・・・いいけどぉ・・・・うん・・・了解」
携帯を切って、
「ふふ♪ビックリしちゃった?」
「な、な、な、な、な・・・・!」
「説明するけど、理解してね?」
「せ、せ、せ、せ・・・・?」
いきなり教室に弥南さんが現れたのにも驚いたけど、『無口』で『無愛想』じゃぜんぜん無く、ペラペラ喋るのにも戸惑ってしまう。
弥南さんは、
「それ、置けば?」
「あ・・・」
僕は慌てて体操着を相沢さんの机の上に置く。
弥南さんは、言った。
「・・・ここは、アナタの頭の中アタシがソコに入っているの・・・・本当のアナタは、35歳。独身。女性経験ナシ。元々臆病なところに、小×六年生の時にキョーレツなトラウマを植えつけられて、それ以来他人とのコミニュケーションが完全に苦手になっちゃった。特に女性がダメ・・・・どう?思い出した?」
「へ?」
ワケわからない。
「センセーが言うには、そのトラウマがキョーレツ過ぎるとか、アナタの性格とかで、完全に頭の中の『過去』に入り込んじゃってる。普通は少し、『現在』の記憶が残ってて、その方が『治療』しやすいんだけど」
「えっ?えっ?えっ?」
「あはっ!ポカーンとしてるね?校庭見てみて」
「こ、校庭?」
言われるまま、校庭を見ると、
「えぇぇぇっ!」
下校中のみんな、止まっている。
「こ、こ、こ、こ、これ!これ!な、な、な、な、何で?!」
「アナタの頭の中の事だから、『コチラ』で操作しているの。アタシ達以外の時間を止めているの。現実のアナタは、『T- J-M.クリニック』内の治療用ベッドの中。トラウマの治療中。て言うか、これから始めるんだけど・・・・」
「ち、治療って・・・」
「アナタは、本当であれば、その、相沢さんの体操着の匂いを嗅いでいるのを相沢さんを含めたクラスメートに見つかって、もーコテンパンに責められる。そんで、それ以降、相沢さんを含めたクラスメート全員から、酷ぉぉいイジメを受ける事になる。その記憶が、アナタをしょーもない、ウジウジした、な~んにも出来ないクセに人を怨んでばっかの気持ち悪~い人間に育てる。だから、その記憶を消して、バラ色の記憶を代わりに植えつけ治療するってわけ」
ワケわからない!
一個も理解できない!
「つっても、頭の中の事を強引にイジっちゃうとオカシクなっちゃう危険もあるから、アタシがアナタの頭の中に入って、アナタがスムーズに良い方に向くようアナタを導くわけ。どう?理解できた?」
ブルブル!
首を横に振る。
「ワケわからない?」
コクコク!
首を縦に振る。
「・・・ちょっと待ってて」
また携帯を出して、
「センセー、理解できないみたい。どーする?・・・うん、わかった」
携帯を切って、
「今からセンセーが、アナタの記憶の断片を送るって。一気に送るとオカシクなっちゃうから、断片を、ちょこっと。それでも相当キッツイから、覚悟してね?」
「えっ?えっ?えっ?」
そして、
『記憶』が流れて来た。

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  1. 2014/05/02(金) 08:30:15|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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18禁。そしてこの作り話と現実は何の関係もありません。ていうか、こんな馬鹿馬鹿しいもん作り話に決まってるだろ!

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