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In a kingdom by the sea

Lord help my poor soul

秋帆ちゃんのおはなし 1

秋帆ちゃんはとっても可愛い女の子でした。
彼女の笑顔にまわりはニコニコし、秋帆ちゃんも幸せなパパとママに愛されて、いっそう幸せにニコニコするのでした。
とりわけて美少女というわけではありませんが、こぼれんばかりに大きな瞳にフックラしたホッペ。
とっても愛らしい無垢な笑顔は宝物と同じように大事にされました。
けれど。
どうした事でしょう?まるで悪い魔法使いにとりつかれたように、幸せはガラッ!っと崩れてしまいました。
まず、裕福だった秋帆ちゃんのおうちが貧しくなりました。
魔法使いの手はパパとママの心にも伸びてきました。とても冷たい人になってしまったのです。
そのうち、パパはどこかへ行ってしまいました。
魔法使いに消されたのかもしれません。
冷たいママは、新しいパパをつれてきました。とてもニコニコした人でしたが、秋帆ちゃんはそれはウソだと思いました。
それでも、貧しくなったおうちが再び裕福に戻りました。
それで冷たくなったママの心も戻ったかというと、逆にもっと冷たくなりました。
秋帆ちゃんは、ムリにニコニコするようになりました。新しいパパと同じの、ウソのニコニコでしたが、そうすればきっとみんなもとに戻ると信じたのです。
けれど、ウソのニコニコはやっぱりウソなのでしょうか?
ある日、新しいパパがウソのニコニコをしながら、秋帆ちゃんのお布団の中に入ってきました。
秋帆ちゃんはぶったり蹴ったりしたのですが、大人にそんな事しても全然ききめありません。
秋帆ちゃんはとっても痛くって、怖くって、気持ち悪くって泣き叫びましたが、誰も助けに来てくれません。
おちんちんがとってもおっきいです。
そのおっきいのが秋帆ちゃんの小さい身体を切り裂いていきます。
お腹の中をかきまぜられます。
終わると、新しいパパはこの事は誰にも言うなと言います。
それが幸せなのだと。
秋帆ちゃんは誰にも言いませんでした。
それが幸せなのだと思ったわけではありません。
他にどうしたらいいか、わからなかったのです。
それ以来ずっと、新しいパパの『恋人』となりました。
新しいパパが秋帆ちゃんを『恋人』だと呼んだので、そうだと思ったのです。
他にどう呼ばれるべきかはわかりません。
二回目から新しいパパはとっても優しくなりました。
痛くって怖くって気持ち悪いのはだんだん薄れていきました。
むしろそれにつれて、ママが冷たくって怖くって気持ち悪くなっていき、それを秋帆ちゃんは魔法使いのせいだと思いました。
もしかすると新しいパパにそう教わったのかもしれませんが、覚えていません。
いずれにせよ、ママもいつしか消えてしまいました。
新しいパパはニコニコしています。
秋帆ちゃんもニコニコしています。
そのニコニコが本当のニコニコか、ウソのニコニコか、どうでもよく思えました。
どっちでも同じに思えました。
新しいパパは気持ちいい事をしてあげると、気持ちいい事をしてくれました。
子供だからオクスリが必要だと、塗ったり飲んだりすると、とぉぉっても!気持ちいいのです。
自分が真っ白になります!
お空を翔んでいるみたいです!
フワフワ翔んで、空気に溶けて、
・・・・気づくとベッドの上でかったるく、頭が重く、
何だか空気に溶けた自分の一部を、どこかに置き去りにした気になりました。
自分の一部が戻りたくって悲しんだり、叫んだりするのをチクチク感じました。
それも魔法使いのせいだと思いました。
そうしてある日の事。
朝、鏡を見て、何にも起こってないのにニコニコしている自分を見て、気づきました。
欠けた秋帆ちゃんの一部に、悪い魔法使いがまぎれこんでいる事に。
こんなところにいたのね。
自分が失った部分に悪い魔法使いが住んでいる事に気づくと、
秋帆ちゃんは(それとも悪い魔法使いでしょうか?)いっそうニコニコしました。
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  1. 2014/06/29(日) 07:54:47|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 18

「瑠夏ちゃん、先生が来たけど、いい?」
「・・・・うん」
体を起こすとセンセーが部屋に入って来た。
センセーはちょっと落ち着かないように見えた。ナースが行ってしまうとアタシの椅子に座って、
「突然、治療方針に変更があってね・・・戸惑ってるかもしれないが・・・・・あの患者は、いつもとは若干違う治療行程を行う事になった」
「違うって、何ですか?」
「まぁ、簡単に言えば、放っておく、って事だな・・・」
アタシの目を見ない。
「放っておくって・・・・?」
「そのままって事だ。こちらから何もしない。まぁ、少しの間だが」
「でも・・・・!センセー、分かるでしょ?あの患者さん、相沢さんに・・・」
「うん、まぁそうだ」
「放っておいたらきっと・・・」
「まぁそうだな」
「じゃあ、何で・・・・!」
センセーはフーッ!とワザトラシイ溜め息ついて、
「その相沢さんだけどな、お前も失敗したけど、今の治療もうまくいってない。もともとヤク中の治療のもんでもないしな、『JMCG』は。なかなかフォロワーに心を開いてくれん。けれど大事な患者さんだ。別のアプローチから攻める事にした」
「別の?」
「・・・・相沢さんの治療にな・・・・今の患者を、使う」
「え」
「お前は引き続き、フォロワーとして彼の中に入り込む。だが、フォローしてはダメだ。放っておけ。それで、相沢さんが彼を・・・その・・・いたぶるのに任せるんだ。彼女の本音の部分をさらけ出して・・・彼と、実際の相沢さんとを繋げる。つまり、彼の中の子供のころの相沢さんで、実際の相沢さんを刺激するわけだな」
そんなの、聞いた事ない!
「だ、だって!き、危険じゃ・・・」
「やってみないと分からない」
「やってみないとって・・・・だって!大人が『JMCG 』やるとオカシクなるからってアタシ達がいるんじゃん!そんな事したら・・・」
「この場合は違う。お前がナビにつく。彼が彼自身に帰って来られるように」
「そんなの!アタシやった事ない!ムリ!ムリ!」
「やってみないとわからない・・・・なぁ、瑠夏、聞いてくれ。お願いだ」
センセーは、今度はアタシを真っ直ぐ見て言う。
けど、分かる。そのセンセーの目は、『大人の話を子供にどこまで話していいか』『どう言えば子供に大人の話を納得させられるか』考えながら話している目だ。
アタシはにらんだ。
「そっそれに・・・・『いたぶるのに任せる』って・・・そんな、またイジメ繰り返させるなんて・・・」
クラス中から犬として扱われた彼の話は、前に聞いていた。
そんなのから逃れる為に、アタシが送り込まれたハズなのに。
「・・・勿論、相沢さんの治療が終われば彼も治療する。現実に彼をいたぶるわけじゃない。追体験して貰うだけだ。現実の事じゃない。何も問題ない」
「だって!」
「瑠夏の言いたい事は分かる。それは倫理の問題だ。だが、これは病院が決定した治療だ。倫理的に納得いかないのは分かるが、俺も・・・俺は、これが最善の治療だと思っている」
言い直した。
俺、も・・・
俺、は・・・
「・・・リンリってぇ・・・・アタシ、ガキだから分かんないんですけどぉっ!」
アタシはセンセーをにらんだ。
と、
「そうだ、これは大人の話だ」
そう言ってセンセーは、ベッドのアタシの横に座り直す。
「な、瑠夏・・・」
センセーはアタシの髪を撫でる。
アタシはにらむ。
センセーはそのまま、アタシの首をなでる。
「瑠夏・・・・」
センセーは甘くアタシを呼ぶ。
センセーの手が、アタシの肩をなでる。
「わかってくれ、瑠夏・・・勿論、お前に辛い仕事だと思う。それでもお前に任せるのは、お前を信じてるからだと、わかってくれ。な?」
センセーの手が、下りてくる。
シャツの中に入ってきた。
アタシは、にらむ。
「・・・外の空気吸って来ます!」
アタシは立ち上がった。
「瑠夏!」
センセーを置いて出て行く。
センセーはきっとあのまま、いつもの『ベンキョー』をするつもりだったんだろう。
バカにすんな。

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  1. 2014/06/27(金) 17:53:30|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 17

アタシは戻ったばかりでちょっとモーローとしながら、
「セン、セー・・・」
「・・・・ん?」
センセーは複数のモニターを見たまんま。こっちを見ない。
「・・・どういうこと・・・ですか?」
センセーは動かない。
答えない。
機械の音ばっかりが『治療室』で聞こえる。
アタシは患者さんの『心』から呼び戻された。
アタシにつけられていた器具が、ナースによって外されていく。
患者さんのそれはそのままだ。
治療用ベットに横たわったまま器具につながれ、まだ眠っている。
アタシはまたセンセーに話しかける。
「ねぇ・・・まだ、今回の治療は終わってないんですよね?こんな中途ハンパで戻るなんて・・・」
センセーはうるさそうに、
「・・・・後で説明する。部屋に居てくれ」
もう喋るな、何も聞くな、という事だ。
「瑠夏ちゃん、行こう?」
アタシをナースが引っ張る。
センセーの前の複数のモニターには、患者さんの感情が数値化されたり色分けされたりしているけど、アタシにはワケわかんない。
連れられて、治療室を出る。

部屋に戻ると、
「先生から連絡あったら呼ぶから、待ってて?」
ナースは出ていった。
アタシは部屋に残された。
アタシの部屋は、病室じゃない。ホントのアタシの部屋だ。
×歳の頃から、ここにいる。
いないことになっているアタシは、学校に行ってない。週に5日、家庭教師が来る。
ナースと一緒なら、お出かけはできる。敷地内にプールもある。ジムもある。図書室もある。
それでも不自由じゃないわけじゃないけど、それをオギナッテアマリアルりっぱな仕事をしているって教わった。
・・・アタシはベットに横になる。
確かに、りっぱな仕事だと思う。アタシのフォローを受けた患者さん達はみんな、とても良くなっていく。縮んじゃったみたいな人たちが、『JMCG 』の効果で、アタシの仕事で、とてもハレバレと病院から出て行く。それはとっても嬉しいし、誇らしい。
さっきのナース、もう二年ぐらい前の事だけど、ニコニコしながらアタシを見て「バイタ」ってつぶやいた。意味わかんなかったから何て言ったの?って聞き返したら、やっぱニコニコしながらそのうち分かるわよ、と言った。
まだよく分かんないけど、いい意味じゃないのは分かる。
きっと、患者さんの心の中で患者さんとセックスしてる事を言われてるんだ。
でも、センセーは言った。
  『ほとんどの人間の心の歪みは、性的な歪みから来ている。
本来動物的な筈の繁殖欲求が人間の文明の中でねじ曲げられ、第二次性徴期中にスムーズに性欲処理出来ずにいたことが、人の根本を病ませる。まぁ大概の人間は第二次性徴期のうちに充足した性体験なんて得られんがね。だから大概の人間は、歪んで成長してる。
瑠夏は、「動物的な繁殖欲求」を満たしてやる事で、患者さんを健康にする、りっぱな仕事をしているんだ。
けど、こうした事をおおっぴらにするのは難しい。世間の理解は得難いというのが現状だ。
瑠夏のような子供にそんな真似をさせるのは非倫理的、アンチモラル、だってね・・・いずれ時期が来て、わかって貰えるならともかく、今は瑠夏達の存在は知られない方がいい・・・・
瑠夏は、こんな仕事、イヤか?』
その時アタシは首を横に振った。
これは本心だ。
アタシは親から捨てられたいらない子だもん。だから人の役に立つのは嬉しい。
色んな人といっぱいセックスするけど、みんな喜んでくれる。
でも。
モヤモヤしだしたのはちょっと前からだけど(ナースは卒業が近いせいだとゆう)、決定的だったのは、相沢さんの中に入ってからだ。
相沢さんの事を、アタシはまったく理解できない。でも、
相沢さんとアタシは、おんなじだ。

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  1. 2014/06/26(木) 14:56:03|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 16

僕は言う。
「弥南さんのおかげだよ・・・ちゃんと言えば、みんな分かってくれるんだ・・・嬉しい・・・」
本当にそうだ。
弥南さんが後押ししてくれたから、僕は自分の気持ちをちゃんと言葉にして、結果相沢さんにわかってもらう事ができたんだ。
感謝して弥南さんを見つめる。
けど、弥南さんは面白くなさそうだ。
「・・・ねぇ」
「え?」
「そんな嬉しい?・・・ま、嬉しいか・・・」
「だって、誤解されたと思ってたから・・・」
「誤解、ね」
言い方がササクレている。
・・・・
「み、弥南さん、さぁ・・・弥南さんが・・・・弥南さんのおかげで、僕・・・・」
もう一度、感謝を繰り返そうとすると、
「まぁ、仕事だから」
アッサリ言う。
仕事。そうだ。
最初からそう言っていた。
本当の僕は35で(実感なんてやっぱり何にもない)、今の僕のトラブルが原因で歪んだ大人になっちゃうから(弥南さんがいなかったら、確かにそうなってたかも)、弥南さんは僕を助ける為に来てくれた・・・仕事として。
ヘナチョコな僕を勇気づけてくれ、そして・・・
・・・・・
何か弥南さんと話たくて、でも、言いづらくて、
部屋の中がミョーな空気になる。
と、
「日曜日、さぁ・・・・」
弥南さんは言う。
「みんなって、他、誰が来るの?」
「あ・・・聞いてない・・・みんな、としか・・・・」
と、
弥南さんは座ってるイスをキコキコさせながら、
「アタシも・・・・一緒にいっちゃあ・・・ダメかなぁ?」
呟いた。
とたんに、弥南さんの携帯が鳴った。
「もぉっ!」
弥南さんは文句いいながら携帯を取りだし、
「はい・・・?」
携帯の向こうから、ノイズめいた『センセー』の声が聞こえてくる。
僕には何を言っているのか聞き取れないけど、弥南さんの表情がより険しくなってきて、
「でも!センセー!それって・・・・はい、わかってますケドぉ・・・はい・・・でもぉっ!」
何か文句言ってる。
それでもやがて唇を尖らせながら切って、
フーッ!っとため息ついた。
「どう、したの?」
「・・・なんでもないっ」
「・・・弥南さん、怒ってる?」
「怒ってないけぇどぉっ!」
怒ってるみたいに見える。
もしかして・・・・
嫉妬?
なんてこれもバカみたいと分かってて想像する。
「・・・あ、相沢さんに聞いてみるよ。弥南さんも一緒でいいか」
「・・・今、センセーに干渉するなって言われた。だから一人で行って来て。もし・・・」
弥南さんはそこで何かしばらく考えて、
「・・・ううん。アタシの考え過ぎかもしれないし、今回はほっとけってセンセーは言うし・・・」
「何かあるって言うの?」
弥南さんは答えず、
「・・・あのさぁ、アナタ、ケッコー強くなったけど、次に理不尽な事言われても、ちゃんと言い返せる?」
「え・・・」
弥南さんが僕を見つめる。
「が、頑張るよ」
実際、一度でも言い返せたのだ。ゼロじゃないんだ。
それは全然違う事だ。大きな自信になった。
弥南さんのおかげで、今までの僕とは違うんだ。
「僕は、ちゃ、ちゃんと、自分の意見はハッキリ言う。何か言われても言い返す!」
「誰に対しても?」
「うん!」
まだ心配げに僕を見つめる弥南さんに、強くうなずいた。
弥南さんはやっとニコ・・・・ッと笑ってくれた。
でも、まだ何か気がかりがある様子だった。

そして日曜日。
約束どおり、駅前に・・・約束より30分も早く来てしまった。
でも、フワフワして落ち着かないのだ。
約束の時間ちょうどに、弥南さんが来た。
「ごめんなさ~い!待った?」
「イ、イ、イ、イヤ、ぼ、ぼ、僕が早く、き、き、き、き、来すぎたというか・・・・」
今日は暖かい、春らしい日だ。相沢さんは淡い色のワンピースに羽根のように拡がった帽子をかぶっている。
春の光が集まったようで、眩しくてちゃんと見れない。
・・・と、
「じゃ、行こっか?」
「え?」
「どこ行く?私決めようか?」
と、僕の腕を取った!
「だ、だ、だ、だって!み、み、みんなが・・・」
「みんな?他に来るって言ったっけ?」
「え!」
「行こ?」
僕の手の平を握って、引っ張る。
僕は困惑してまわりを見回したけど『みんな』はいない。
いや、
・・・・僕は弥南さんの姿を探したんだ。
でもいない。
相沢さんが、僕の手を、ギュゥゥ!っと握りしめた。
熱い。

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  1. 2014/06/21(土) 12:45:15|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 15

教室での弥南さんは、やっぱり僕に関心がまるでない様子で、クールにそこにいた。
二人っきりの時に見せる饒舌さや人懐こさはミジンもなく、クラスメートに話しかけられても表情を変えず、言葉は少なく、別人のようだ。
誰もあんな弥南さんを想像もしないだろう・・・って僕も、こうしていると信じられない。
弥南さんをチラチラ見てしまうけど、整った横顔を見ていると、
あれは夢?妄想?と感じられる。
でも・・・・同時に、
弥南さんの裸の美しさや、感触や・・・匂い、鼓動・・・弥南さんの中に入って、ムニュムニュとしたうごめきに包まれ、とっても熱くって・・・心地よくって・・・・それらは生々しく残っている。
僕は昨日、弥南さんとセックスしたんだ。
・・・・そんな事考えてると、
「・・・なに転校生エロい目で見てんだよぉ!」
クラスメートが僕の座っている椅子をガン!っと蹴っ飛ばした。
あわてて、
「べ、べ、別に・・・そんな・・・」
否定するが、
僕は、思う。
(お前、知らないだろ?本当の弥南さん・・・・今の百倍もキレイで、千倍も優しくて・・・・)
お腹の下がムズムズする。
(気持ちよくって・・・)
教室全体を見回す。
(お前ら、知らないだろ?弥南さんがどれだけステキで、弥南さんとのセックスが・・・・どんなに・・・)
あまり感じた事ない感情だけど、
優越感・・・?
だろう。
僕もよくセックスの事はわかんないけど、弥南さんがストレートに教えてくれたそれは、僕の心を広くくつろがせた。
昨日の僕と今日の僕は違った。
これが弥南さんの言う『治療』なのか、と思っていると、
反対側からポンポンと肩を叩かれた。
「・・・ね?」
振り返ると、相沢さん。
「いい?ちょっと、話、あるんだけど?」
「え、え?」
ニッコリ笑ってそこにいた。
真っ直ぐ僕を見てる。
相沢さんは誰に対しても、じっと相手を見て話しかけてくる。スッゴク澄んだ、キレイな目で。
でも、僕は思わず目をそらしてしまう。もともと人と目を合わせるのは苦手だけど・・・・
とても眩しくて、見れなかった。
「な、な、に・・・?」
自分でもキョドってるのがわかる。
チラチラと相沢さんの顔をちゃんと見ようとして・・・・胸の辺りをさ迷ったりして、
(・・・意外と・・・おっきそうだな・・・・)
なんてつい考えてしまう自分に気づいて、よけい赤くなってうつむいてしまう。
相沢さんはそんな僕を、まるで気にしない様子で、
「昨日、ごめんなさい。うたぐったみたいで・・・」
ペコっと頭を下げてくれた。
慌ててしまう。
「い、い、い、いや、そんな・・・!」
思わず立ち上がった僕を上目で見上げ、
「許して、くれる?」
小首をかしげる。
その可愛らしさに、頭に一気に血がカーーーッ!っと昇って、
「ゆ、ゆ、ゆ、許すって・・・・そ、その、べ、べ、べ、別に分かってくく、くれれ、ば・・・」
震えながら、ドモリながら言うと、
「ホントぉっ?!」
満面の笑みで僕の手を握って来た!
「わっ!」
「嬉しいぃぃぃっ!」
そのままブンブン振って、
「良かったぁっ!許してくれなかったら、どうしようって思ってたぁっ!」
「ちょ、ちょっと、相沢さん!」
クラスのみんなが注目している。
もう、頭が沸騰してしまう。
相沢さんはぜんぜんまわりを気にせず、嬉しさを全身で表して、
「ねぇ!ホント?ホンット~に!怒ってない?」
「う、うん」
「怒ってないなら・・・」
ニッコリ笑って、
「良かったら、仲直りに今度の日曜日、みんなで遊びに行かない?」

そして、
やっぱり弥南さんは夜、僕の部屋に来た。
って言うか、気づくといた。
で、僕を見るなり、顔をしかめて、
「・・・ニヤついてる・・・」
「そ、そぉ?」
でも自分でも分かる。顔がフニャフニャしちゃう。
みんなと一緒とはいっても、相沢さんと遊びに行くなんて・・・
・・・もしかして、相沢さん、僕が勇気振り絞って言い返した姿に、キュンとなったんじゃないか・・・・と、バカだと分かってるけど想像してしまう。
弥南さんはあきれたように僕を見てるけれど、どうしても・・・顔がユルくなる。
と、
「・・・・カ・・・・」
「え?」
弥南さんが呟いた。聞き取れなかったけど。
「なに?」
聞き返すと、
「・・・何でもないっ!」
トゲトゲしながら言う。
・・・・バカ・・・・・って言ったような気がするけど・・・・

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  1. 2014/06/20(金) 06:43:04|
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interlude 3.5

今回の治療で初めて、『治療』されたという実感が湧いた。
具体的にどうこういう訳ではないが・・・『治療』から醒めると妙に心が晴れて、爽やかだった。
先生が言う。
「どうです?今回はかなり御気分がよろしいのじゃありませんか?」
「・・・そう・・・です・・ね」
自分の中に居座るどす黒い部分とは離れて、穏やかな何か、が・・・具体的には言えないけどハッキリと白く清潔な何かがあるように思えた。
まるで雨雲に覆われた空に一点、太陽がほんの少し、顔を覗かせたような。
僕が、
「だいぶ・・・いい気がします」
そう答えると、
「でしょう?」
先生は満足げにうなずいて、にこやかに言う。
「今回の治療で大きく進んだのです。大丈夫ですよ?近いうち、貴方は完治するでしょう。その兆しが表れたのです・・・・まだ、憎しみや怒りや、恐怖は残っているでしょう?クラスメートや、相沢さんへの・・・」
そう言われただけで、せっかくの白く清潔な『何か』が、どす黒いものに被われていく気がする。
「・・・はい」
うなずいた。
先生は、
「いずれそれもウソのように消えてしまう。御実感なさっているように、治療は進んでいるのです。私は、貴方の味方ですよ?一緒に頑張りましょう!」
「味方・・・」
医者を味方と呼ぶのは皮肉めいて感じられたが、
僕には味方がいる、と思うと、言葉に出来なかった『白く清潔な何か』とは、『味方』というものだと感じられた。
僕にはずっと、味方がいなかった。それが当たり前だと思っていた。
両親は僕の中学の頃、離婚した。父親とはそれ以来会ってない。まぁもともと、父親に相手にされた覚えはない。家にいない人だった。
かといって母親に構われたわけでもない。そして母親が再婚する頃、高校も行かなくなり、僕の居場所は完全に無くなった。
母親と父親との間にどんな話があったかは知らないが、僕は父親と母親との家族、どちらにも属せず、父親の持つ狭いマンションの一室をあてがわれた。
それ以来ずっとそこにいる。
欲を出さなければ、父親から送られてくる生活費で生きていける。誰とも会わず、世間といえばPC上のもので、 それで充分だった。
下手に世間に出れば、自分の中のどす黒い部分が爆発しそうな気がした。
ただ、自分が石にでもなった気持ちで暮らしていた。
それでも、どす黒さは成長していったようで、いつしか、自然とこんな事を考えるようになった。
・・・クラス会を装ってみんなを一ヶ所に集め、そこを爆破したらどうだろう?
実行するつもりのないゲームとして、僕は爆弾の作り方を調べたりした。
でも、全員がちゃんと集まるとは限らないじゃないか?それに、爆破では関係ない人に迷惑がかかる。それに、僕の復讐なのだとみんなに教えてやらなきゃ。
毒薬を飲ませるというのは?
ミステリーのように甘言で全員を孤島に集めて、一人づつ・・・
あくまでも頭の中のゲームとして・・・だいたいそんな財力はないし、行動力もない・・・考え、実行する気ないクセにこれはリアリティーがないだの、残酷さが足りないだの、何だのと鬱々と考え続けていた。
そんな事してると、父親の代理人という奴が来た。
ほったらかしだと思っていたが、ちゃんと監視はされていた。
定職を用意して来たから外に出ないかと言うが、断った。するとちょっとしたカウンセリングを受けてみないかと言われ、それも断った。
偶然だが、その直後、新宿で通り魔事件があった。
アーミーナイフで見ず知らずの人達を切り裂いていった犯人の、報道される人間像に、
共感した。
次いで、恐くなった。
このままでは、僕もそうなってしまう?
そう想像すると・・・それはとても自然な成り行きに思えた。
それはあまりにも自然で、恐く感じないという事がとても恐かった。
父親の代理人がまた来た。
『T- J-M.クリニック』を紹介された。費用は父親が持つと言う。

・・・・今日、『T- J-M.クリニック』に来て良かった、と初めて思った。
僕は治っている。
まだ遅くはない。
壊された僕を、治せる。
僕には『味方』が・・・・いる。
『味方』・・・という言葉は、とても僕を甘く安らがせた。

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  1. 2014/06/14(土) 17:31:41|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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interlude 3

患者さんが安心して寝入ったところで、アタシは呼び戻された。
ナースに器具を外されているとセンセーが、
「瑠夏・・・何度も言っているが、やり過ぎはダメだ」
やっぱセンセーに叱られた。
「へへ・・・すみませぇ~ん・・・」
あまり本気じゃなくあやまると、センセーはムッとした顔したけど、それ以上何も言わなかった。

『JMCG』という治療法は、患者さんの心の中に『フォロワー』と呼ばれるアタシ達が送られて、患者さんの心の中でトラウマ治癒を『フォロー』する。
『フォロワー』はアタシをふくめてあと二人しかいない。生まれつきのソシツが必要らしいし、それにコドモじゃないとダメらしい。
はじめは大人の人でやってみたけど、拒否反応?拒絶?とにかく患者さんの心の中にずっといるとオカシクなっちゃうらしい。
『フォロワー』は初潮前の女の子でないとダメって事になって、アタシみたいな女の子がいっぱい呼ばれた。でも、生理が始まるとダメだから、入れ替わりが激しい。アタシも生理がきたら卒業する。
はじめはアタシもこんな事するのにビックリした。
いちおう教わったけど、患者さんの心の中に入ってハダカになって、チンチンイジッたり、セックスしたり・・・・ホントの自分じゃないけど、恥ずかしかったし、仕事だと思ってもゲー!ってなった。
けど、慣れたし。
もともとホントの自分じゃないんだし。上手くいくと褒められたし。褒められると嬉しかったし。
それに、コドモのアタシが言うのも何だけど、コドモはみんなかわいい。
今の患者さんも、最初に見たときはわっ!ってなったけど、コドモの時はやっぱかわいい。
それにみんな喜んでくれるし。
アタシのセックスで、治療が成功したってきくと、やっぱうれしい。
何でコドモのアタシ達がこんな事するのかとゆうと、センセーが言うには、ほとんどの男性のトラウマは第二次成長期に『豊かな性体験』『つながってくれる異性』がある事でけっこうコクフクできるそうだ。ムズカシイ事はわかんないけど。みんなうれしそうだからやりがいがある。
でも、
・・・・センセーが何か言いたげだけど、ツーン!っとして治療室を出た。
出る前に、治療用ベッドで眠る患者さんを見た。
オジサンだ。コドモのときより太って、ハゲかかってる。でも、ちゃんとコドモのときのオモカゲがあるなって思った。
アタシを見つめながらイク顔を思い出して、クス!っとなった。

イライラする。
前はそんなじゃなかった。ケッコーこの仕事にホコリ持ってたし。センセーに言われた事を守って、センセーの言う通りに動くのがヤじゃなかった。
でも。
アタシのソンザイって・・・・無いって事になってるって、ナースが言ってるのを聞いてからだ。
アタシみたいなコドモがウソでもセックスとかしてると、世の中に怒る人がいっぱいいるらしいから、秘密らしい。
患者さんが、アタシ達の事を覚えてないっていうのは知ってたけど、さびしいけど、仕方ないなって思ってた。
でも、アタシの仕事じたいが、ナースが言うには『世間に言えない恥ずかしい、汚い事』で、隠してるってのは、すごくショックだった。
アタシは頑張っても、みんなに喜んでもらっても、居ない事になってるんだ。
アタシは親を知らない。施設から×歳の時ここに来た。それからずっと、「JMCG」を教わったとおり、疑問持たないでやって来た。
でも、
親を知らなくて、
誰もアタシを覚えてなくて、
アタシは居ない事になってて、
アタシって何だろう?

・・・・治療室から自分の部屋に戻る途中、廊下で、アタシは止まった。
『相沢さん』の部屋の方向を見る。
相沢さん。
今の患者さんの初恋の人で、トラウマの原因を作った相沢さん。
相沢さんは超VIPの奥さんらしいけど、オクスリでダメになっちゃったらしい。
その治療でココに来て、アタシが担当した。
女性のトラウマは、セックスはしないけどお友だちになっていろいろわかってあげるのがフツーで、相沢さんにもそうした。
オクスリでオカシクなっちゃった人の中に入るのはココでも初めての事だったらしい。
アタシは失敗した。お友だちになれなかった。
治療から外された。相沢さんは別の子でまだ治療を受けている。
それからしばらくして、今の患者さんが来た。
センセーが言うには偶然、だそうで、なんかヘンに思ったけど、「JMCG」やってるとこはここしかないし。
相沢さんを知ってるアタシが担当になった。
あんなに相沢さんを信じてて(センセーが言うには信じたがっていて)、かわいそうだ。
なんか、かわいそうでいつもよりいっぱいしちゃった。喜んでくれたけど。
喜んでくれるとやっぱうれしい。
バカみたい、アタシ。
どうせあの患者さんだって、アタシの事、覚えてないのに。

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  1. 2014/06/12(木) 07:10:18|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 14

そのまま、つながったまま、
「・・・硬いよ?まだ・・・・・」
弥南さんは潤んだ瞳で僕を見つめ、言う。
僕はウニュウニュ・・・・と包まれて一気に昇りつめたけれど、カタマリが放出された後の痺れにひたりながらもまだ足りない気持ちで、弥南さんを見つめ返す。
と、
弥南さんは僕の気持ちがわかったのか、
「・・・ふふ・・・」
同時にクン!っと締まって、
「ん゛っ!」
僕は軽く叫び、気づくと自分から、弥南さんを突いていた。
「は・・・は・・・ぁ!」
ネッチリと密着して、僕にからまる弥南さんの中。
動くたびに形を変えて僕を削っていくような。
僕を裸以上にしてしまうように。
弥南さんも、
「ん・・・っ!・・・あ、ん・・・・!」
僕の動きに甘く息を乱している。
僕らは粘っこい一つになった。さらに、
弥南さんが唇を重ねてきた。
薄く開いた口に、
ヌラ・・・・と舌が滑り込んでくる。
僕の口の中を遊び初めて、クニュ・・・グチュ・・・!といっぱいのツバで引っ掻きまわす。
僕の全部が引っ掻きまわされる。
・・・気持ちいい。
・・・何も考えられない。
重なった肌、まじる汗、唾液。
締まる。
うねる。
「は・・・・ん・・・ん、んっ!」
気づくと、弥南さんも僕の上で動いていた。
グリグリと腰が押しつけられている。
僕が気持ちいいように、弥南さんも気持ちいいのだろうか?
弥南さんを見ると、目が合った。
薄く開いた目でニッコリ笑って、
「ね・・・・せっくす・・・・気持ち・・・いい?気持ちいい・・・でしょ?」
弥南さんの髪が落ちてきてくすぐったい。でも、それも魔法のように僕をウットリさせる。
「う、ん・・・弥南さん・・・・気持ち、いい、よぉ・・・・」
頭と腰が直結して、どうしても激しく振ってしまう。
搾られる。
弥南さんの動きがいっそうウネって、もう、
「もう・・・だ、だめ・・・・僕・・・・だめぇ!」
さっきより早く駆け昇る。
「いいよぉ!また・・・アタシの中・・・・出してぇぇ!」
「あ、あぁっ!」
一気に、身体の真ん中をまたも電流がザァァァッ!っと走り、カタマリを引っ張りあげる。
「・・・い、・・・い・・く・・よぉ・・・!」
泣きそうな僕の声に、弥南さんはより腰を振り、僕も夢中になってガンガン!突いて、
グチュ!グチュ!グチュ!っと高鳴るセックスの音の中、
「・・いっぱ・・い・・出して・・・・ぇ・・・・!」
細い両腕でキュウッ!と抱き締められて、
「い・・・く・・・ぅっ!」
身体の全部が搾られて、
ドクン!っとセイエキが、弥南さんに流し込まれた!
ドクン!・・・ドクン!・・・ヒクッ!
自分からセイエキが溢れて、弥南さんに注ぎ込んでいるのが分かる。
弥南さんが受け入れてくれている。
自分の身体じゃないみたいにケイレンする。
「んぁっ!・・・弥南・・さ・・ん・・・」
細い身体を強く抱き締めながら、
もう、何もわからないまま、弥南さんに剥き出しにされた僕の中身を放出した。
・・・・そうして、
いつまで抱き締めただろう?
いつしか出しきって、でも包まれたままフワフワな心地でそうしていると、
「・・・・よかった?」
弥南さんが呟き、僕にチュ!っとしてきた。
「・・・あ・・・」
僕は空っぽになって何も言えず、ただ、僕を天使の笑顔で見つめる弥南さんを見つめた。
・・・・・本当に、天国みたいだ。
世界って、辛いことばっかで、好きじゃなかった。
生きてるって、ヤなことばかりだ。
でも、
ここは天国だ。
弥南さんは天使だ。

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  1. 2014/06/10(火) 07:56:18|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 13

何をされるのか分からなかった。
僕のお腹の辺りをまたいで、馬乗りになって・・・弥南さんが乗った部分が濡れてすごく熱い・・・僕を見下ろす弥南さんの顔が、ゾッとするほど美しかった。
弥南さんは、
「・・・じっと・・・してて・・?・・・まかせて・・・?」
そう言って、チンチンを掴んでモゾモゾ動いている。
それでも何をされるのか分からなかった。
て言うか、頭の中がギュゥッ!っと押し潰されたように感じられ、チカチカして、何も考えられず・・・
ただ、
弥南さんの掴んだ先の方から湿った熱さが伝わってきて、気持ちがそこに集中し、て言うか僕の全てがそこに集まったような感じで、そこから・・ヌ・・・ニュ・・・っと包まれていって・・・・集まった全ての僕は膨らみきって神経が剥き出しになったようで、そこへク・・・キュ・・ゥ・・・・と締め付けながら呑み込まれていって、
「んぅ・・・・・っ!」
短く叫んでしまう。
「ふふ・・・」
微笑みながら腰を落としていく弥南さん。
ゾワゾワ~ッ!と電気のようなものが全身を駆け昇る。
熱い。すごく熱い。
ニチュュ・・・っと狭い中を包まれながら進み、ギチギチに圧迫され、
「あ・・・あ・・・あ・・・」
むしろ痛さに耐えているように呟き、僕のが弥南さんに入って行くのを見ている。
下まで落ちてきて、
「・・・・動くね?」
ゆっくり上がって行く。
濡れた僕の硬いのが現れ、
「んぁっ・・・!」
柔らかく、でも狭く、蠢いて熱く、ミッチリ僕を包み込みながら引き上げられ、また落ちてきて、
クチュ・・・・クチュ・・・と鳴いている。
弥南さんは微笑みながらも眉をしかめて、
「・・・・気持ち、いい?」
動きが増す。
わずかなオッパイが揺れている。
「ん・・・ガマンしなくて、いいからね?・・・・・・は・・・・ねぇ、女の子って、気持ちいい、でしょ?」
気持ちいい、とか、よくわからない。ただ、初めての感触に、心の奥が引っ張り出されたように感じられる。
弥南さんの脚の付け根に入って、一つになって・・・ここでやっと、『セックス』という言葉が思い浮かんだ。
今、僕は弥南さんとセックスをしているんだ。
包まれて、つながって、きゅぅぅっと締めつけられて、搾られて・・・・靴下を脱ぐようにチンチンの方からクル!っとひっくり返されて、剥き出した僕の全身が弥南さんの全部に抱き締められているようだ。
細くて軽くて白い全身に、僕が満ちる。
弥南さんはむしろ苦しいように甘く乱れた息を僕に近づけ、上体を下げ、おおいかぶさり、
「ねぇ・・・どう?女の子の中って・・・・どう?」
「う・・・・」
言葉が出ない。
「・・・・ねぇってばぁ!」
腰をグチュグチュ!揺らす。
「ん゛ぁ・・・あっ!・・・」
カタマリが、盛り上がってくる。
ムニュムニュ・・・ニュ・・・チュ・・・・粘っこい僕と弥南さんの繋がりが集中し、そこだけになってしまったかのように感じる。
ただ、一つの盛り上がるカタマリだけが意識と直結して、
「あ、く、くる、よぅ・・・っ!」
「んふ・・・・いいよ?」
胸が押しつけられ、弥南さんの匂いが濃く、
「出ちゃ・・・うぅぅっ!」
「い、いい、よぉ~・・・・気持ちいい?ねぇ?」
「き、き、気持ち・・いい・・・」
「き・・て・・・ぇ?」
弥南さんがさらに腰を振って、キュウッ!と搾られて、
「ん・・・く・・・・ぅ・・・!」
下から弥南さんを抱き締める。
カタマリを放出した!
いっぱい、ドクン!ドクン!っと弥南さんの中に出ていくのが分かる。
熱い中を、負けないぐらい熱い僕のカタマリが、弥南さんのお腹の中で跳ねて、ビクン!ビクン!動いている。
「弥南・・・さん・・・!」
僕の汚いところ、ダメなところ、情けないところが呑み込まれていくようで・・・

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  1. 2014/06/08(日) 21:36:47|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 12

そのたった一枚のブリーフの間に弥南さんが手を差し入れてきて、長いマツゲの目を細めて、
「・・・んふ、んふふぅ~・・・!」
ニマニマしている。
「う・・・」
細い指先が勝手に中を這いまわる。
僕の顔を面白そうに見つめながら、おっきくなったのを軽く掴んだ。
僕は一気に脳ミソが沸騰したような気分だけど、柔らかく熱い手はやんわり包み、痛くないようゆっくり上下され、その心地は、恥ずかしいし、イケナイ事してる後ろめたさもあるし、でも、皮をムリに剥かないで表面をコスルというよりナデナデされて、敏感な部分が覆われたままのむず痒いような妙な心地で、
弥南さんは、
「今日は頑張ったね?偉ぁいっ!」
と言いながら、ムニムニとナブる。
僕は頭が痺れ、静かにキーンと耳の奥が響いて、
「でも・・・思い出すとまた震えてくる・・・」
弥南さんの指を感じながら言って、おっきくなったチンチンで皮がヒキツレるけど、その事は言わず、
「それに・・・」
「ん?」
「・・・誰かが僕をおとしいれようとしてる・・・何で・・・怖いよ・・・何でそんな事・・・」
「たぶん、面白いから・・・かな?」
「そんなの・・・何で僕が・・・僕に・・・」
「アナタ、気がちっちゃいから、イジメがいがあるのね。でも、精一杯頑張って、言い返せたじゃない!」
「・・・うん」
「ああやって撥ね付けてれば、向こうも飽きてくるよ」
「だと・・・いいけど・・・相沢さんはまだ、信じてくれてるかな・・・」
と、
弥南さんの手が止まって、
「ねぇ、相沢さんの事、好きなんでしょ?」
「え!」
弥南さんが真顔になって、僕の顔を見据える。
「そ、そんな事・・・相沢さんは、だ、誰にでも優しいし、べ、勉強も出来るし、その・・・」
僕があわててると、弥南さんはムニムニを再開した。
「・・・・相沢さん思って、自分でこうしたり、する?」
「え!ま、まさか、そんな事ぉ・・・!」
と、
先っちょの、ちょっと出た部分を指の腹でツ・・・!と撫でられ、
「んっ!」
ビクン!っと反応してしまう。
「あはは!たしかにアナタ、イジメたくなっちゃうね?・・・出すね?」
ブリーフが下ろされ、チンチンが出された。
「・・・・あ・・・!」
頭の痺れがいっそう激しくなる。
固くなったそれを、ゆっくり撫でつつ、
「痛かったら、言ってね?でも、ちょっとはガマンするんだよ?」
弥南さんは左手で掴んで、右手で先端をク・・・・っと、
「イ・・・!」
「痛い?」
「痛いって言うかぁ・・・・」
膨らみきった先っぽが皮を拡げるのに、反射的に声が出てしまった。
弥南さんは手を止めて、
「昨日もしたから大丈夫だよ。ゆっくりやるから、ね?」
でも、昨日よりチンチンが大きい気がする。
それを、弥南さんはじぃぃっと見つめながら、皮を下げていき、
濃くなるチンチンの臭いに僕は、
「や・・・き・・汚い・・・ごめ・・ん・・・」
汚れたピンク色の表面と臭いに謝るけど、弥南さんはまるで気にしない様子で皮を剥きあげていく。
一番膨らんだトコを徐々に引っ張って、
「痛い?大丈夫だよね?」
と、馴れた様子でク・・・ク・・・ク・・・・と皮が集められる。
これが弥南さんの仕事だと言った。
こんな事をいっぱいしているのだろうか。
「もう、ちょっと・・・」
クリュン・・・!と剥かれた。
「んっ!」
赤く膨らんで、自分のじゃないみたいだ。
血が集まってトクトクいっているのを感じる。
それを、
指の先で、一番膨らんで赤いところをツ・・・・ツ・・・・!とされてピクンッ!と跳ねて、
全身に電流のようなものが走る。
「あふッ!」
「んふふふ~っ!・・・・汚れ取ってあげるね?」
ティッシュを持ってきてパパパ!っと出して優しく、拭いてくれる。
「痛い?」
「大丈、夫・・・・」
と言っても、敏感なところを直接そうされて、ピクンッ!ピクンッ!とチンチンは自然とヒクつくし、からだのアチコチが跳ねてしまう。
弥南さんはためらいなく、白くポツポツ汚いのが窪んだトコとかにこびりついたのを、ティッシュで拭き取り、
「オチンチンだもん、汚いのは仕方ないけど、これからはお風呂でこういうのもちゃんとしようね?・・・・でもね、覚えておいてね?女の子は、酷いこともできるけど、こうした事も出来る生き物なの。誰にでも、じゃないよ?好きな人だったら、汚い、とか、臭い、とか、どうでもよくなっちゃったりもするの」
『好き』という言葉に、ドキ!っとする。
「そ、それって・・・・」
ドキドキする。
弥南さんは、僕を見て、
「んふ~っ!」
ニッコリと笑って・・・ただ笑って、
「・・・じゃあ・・・」
上半身を起こし、
「仰向けになって、寝て?」
僕が言われた通りにすると、僕にまたがった。

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  1. 2014/06/05(木) 16:38:03|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 11

「・・・ねぇ!こっち向いてってばぁ~っ!」
血がのぼり過ぎて頭がジンジンする。
弥南さんは、全部脱いだ。
素っ裸。
スッポンポン。
脱いだ物を床にほっておいて、
僕のすぐ側に立つ。
「そ、そ、そ、そ、そ、そ、その、その・・・・」
同級生の裸がアカラサマにそこにあるなんて・・・とても目を向けられない。
なんて言いつつ、床の上の、脱いだばかりのものを・・・まだ体温が残ってる、さっきまで肌に密着していたそれをチラチラ見てしまっていると、
「こっち見ないと、見るまでズーッと時間止めるよ?終わらないよ?昨日もアタシ、裸になったじゃん!」
「う・・・・でも・・・ぉ」
昨日は僕も突然の展開でアタフタだったし、布団の中だったんだけど・・・
弥南さんの匂いを感じる。
僕は、耐え難い欲求にモジモジしながらちょっとだけ・・・と横目で見ると。
股間が目に入った。
そこには、男にある場所に無かった。
ただ、一本の亀裂が、スー・・・っと縦に。
そしてその上に、僕にはまだない毛が柔らかく、薄く、乗っている。
すぐ目をそらしたけど、
「ふふ・・・うふ・・・男の子だもん、興味あるでしょ?」
弥南さんが妖しく、イタズラっぽく言うのが耳をくすぐり、それに導かれるようにまた、視線を弥南さんに移す。
華奢な腰に、僕の知らない『女の子』の部分。
頭が霞んで、ボーッとしてしまう。
骨の形が分かるほど細い腰。続く緩やかなライン。
たて長いおへそ。白く滑らかなお腹。
弥南さんは後ろに手を組んで、
「ね?女の子の身体って、どう?」
僕は言葉が出ない。
・・・でも。
「怖いだけじゃないの、分かるでしょ?・・・」
魅入られたまま、腰から視線をオズオズと上げて行く。
浮いた肋骨。でも、男の子とは違う肉付きが、薄いけれどあった。
そしていっそう盛り上がった、胸。
プクッとしてるだけだけど、丸みがつき始め、先っぽが色づいて、乳首がプクッと尖っている。
それは、大人の裸とは違う。
いわゆる色っぽい、とかスケベ、という身体じゃない。けど、
・・・なんて綺麗なんだろう・・・と思う。
今までも大人の雑誌とかで大人の女性の裸を見て興奮したりとかあった。でも、同世代の女の子の裸がこんなにも可憐に美しいなんて思いもよらなかった。男の子と大差ないと思ってた。
実際そんな大きな違いがないようでいて、明らかに違う。
可愛くて、美しくて、
ドキドキする。
ちょっと乱暴をすると砕けてしまう壊れ物のようで、それでいて僕の心を騒がせて・・・
「・・・ね、どう?アタシのカラダ?キレイ?・・・・」
「う・・・・・」
「アタシみたいな『超!美少女』のハダカだよっ!?何とか言ってよぉ~っ!」
「じ、自分で超!美少女とか・・・」
確かにその通りだけど。
「その、は、ハダカになって、は、は、恥ずかしく、ないの?」
「ん~・・・んふふ・・・・」
弥南さんはニヤニヤしながらモジモジして、
「まだ・・・ちょぉ~っとだけ、恥ずかしい。かな?・・・でもこれが仕事だしぃ、実際に脱いでる訳じゃないしぃ~、それに・・・」
弥南さんが身を屈めて僕の顔を覗き込む。
下を向いたオッパイがちょっと揺れる。
近づくと確かに彼女の頬は、薄く赤い。
「・・・・男の子が喜んでくれるの、嬉しいの。ね、だから、正直に言って?アタシのハダカ、キレイ?嬉しい?」
「う・・・・」
「う?」
「・・・・う、ん・・・・」
「ふふ!真っ赤ぁっ!・・・キレイなのね?」
「キ、キ、キレイ、だ・・・」
絞り出すように言う。
「嬉しい?」
「う、う、う、うれ、し・・・・」
「ねぇ!・・・チンチン・・・・おっきくなった?」
「チ・・・!」
「うふふっ!正直に言ってよぉ!悪い事じゃないんだよ?チンチンおっきくなるの・・・」
確かにもう、カチカチだ。
トクトク脈打つのが分かる。
弥南さんは僕の手を引っ張り、
「・・・今日は頑張ったね?だからね、褒めてあげるの。ご褒美あげるの。いや?」
「イ、イ、イ、イヤとか、そ、そんな・・・」
弥南さんが近くて匂いが濃い。
彼女の息が甘い。
それが近づいて、また頬っぺたにチュッ!とされて、
僕が固くギュゥッ!っと目をつむると、彼女の細い腕が首に絡みつく。
体温が。熱い。
僕の鼓動がバコバコいってる。
「・・・・ねぇ~っ!こっちっ!」
「な、な、な、何?」
引っ張られ、ベットになだれ込んだ。
で、
「・・・・ズルくなぁい?」
「ズ、ズルいって・・・・」
「・・・アタシだけ裸でさぁっ!・・・・・脱げっ!」
「わ!ちょ・・・」
上着に手をかけられる。
「ほら!あはは!脱げってばぁ!」
「ちょ、ちょっとぉっ!」
「あはは~っ!」
僕は押し倒され、上着を剥かれ、
ズボンにも手をかけられた。
抵抗するけど・・・・いや、抵抗なんか僕はしなかったんだろう。非力な僕とはいえ、足首にズボンをクシャクシャにまとめられた以外は、あっさり、ブリーフ一枚にされてしまった。

テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2014/06/01(日) 16:07:51|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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pXJ/bvajT1BB

Author:pXJ/bvajT1BB
18禁。そしてこの作り話と現実は何の関係もありません。ていうか、こんな馬鹿馬鹿しいもん作り話に決まってるだろ!

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