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In a kingdom by the sea

Lord help my poor soul

瑠夏とぐるぐる 29

その、愛らしく小首を傾げる相沢さんにゾッ・・・っとして、反射的に弥南さんに、
「た、助けて、よぅ・・・・前みたいに・・・・」
でも、
「なんで?」
これだけをサラリと言う。
弥南さんは、「僕がこんな目にあわないよう、来てくれた」って言ってたんだ。
実際、前は助けてくれた。
悪意を撥ね付ける勇気をくれた。
女の子の優しさをくれた。
アレは・・・・
・・・・やっぱり僕に都合の良すぎる夢?
だって。
弥南さんは、無表情の中に軽蔑が混じった表情でそこにいる。
僕は頭の中がシッチャカメッチャカになる。泥沼のようになる。
そんな僕に、
「弥南さん、迷惑だってよぉ~!だいたい、お前、あっちゃんが好きなんだろ?浮気すんじゃねぇよっ!・・・・あ、あっちゃん、靴下脱いでみたら?」
相沢さんはキョトンと、むしろあどけない顔で、
「どうするの?」
「靴下でさぁ・・・・ふふっ!」
相沢さんが、「えぇ~・・・」と言いながら上履きを脱いで、靴下を脱いでいく。
僕は・・・わけがわからない。
僕を中心に置いて、僕に関係なく物事が進んで行くのについていけない。
相沢さんの靴下が、
僕の勃起に巻き付けられる。
相沢さんの湿った温もりにダイレクトに包まれ、る・・・。
「え~っ!汚ぁ~いっ!」
相沢さんが声を荒げるのに、
「弁償して貰えばいいよ!・・・・おい、嬉しいか?あっちゃんの靴下だぞ!・・・ほら!」
巻き付けたまま掴んで、上下しだした!
「痛ぁいぃぃっ!」
激しくコスられて、叫んでしまう!
「暴れるな!・・・ほら、あっちゃんにお礼言えよっ!」
相沢さんが、
「痛そうだよぅ!やめてあげて!・・・お礼なんて、いいけどさぁ・・・ふふ・・・・」
激しく動いていた手が止まって、握るだけになる。
相沢さんは、しゃがんで僕の顔を見下ろす。
その表情には軽蔑。卑しい汚いものを見る目、けど、
何か火照った、期待する色のようなものがまじっているのを感じる・・・(僕の心がシッチャカメッチャカだから?
涙で曇ってるから?)
まともに顔を見られて死にたいぐらい恥ずかしいのに、僕は目をそらせない。
相沢さんが恐い。なのに・・・
相沢さんは、普段よりいっそう、何倍も、可愛く、魅力的に見えた。
輝いて見えた。
その愛らしい唇が動く。
「別にぃ、お礼なんかいいけどぉ、ねぇ、おともだちになってよ。ちゃんと教えて?どうして欲しい?おともだちなら、教えてよ?」
僕は相沢さんから目が離せない。
いや、
しゃがんだ相沢さんの、スカートの向こうに、白いのがチラッと見えて・・・・
「・・・ねぇ、反抗的なおともだちなんて、私、ヤダよ。素直な、いい子がいいな。ね?」
再び小首を傾げる相沢さん。
まるで他愛ない遊びをおねだりするように。
ちょっとした簡単なゲームを誘うかのように。
僕は、食虫植物を思い出す。
魅せられた虫はどうしようもなく、喰われる為にフラフラと花弁に寄ってしまい・・・・粘液に捕らわれ、身動きできず・・・・
僕は囚われてるんだ。どうしようもなく。
甘い香りの誘いがネットリと僕を縛っていく。
こわいのに、相沢さんの目をそらせない・・・・いや、
チラチラとスカートの中を見てし
まう・・・のに、相沢さんは気づかない様子で続ける(気づかないわけがない!)。
「・・・ね?おともだちになってよ。アナタもおともだちになりたいでしょ?みんなのオモチャですって、約束して?」
相沢さんの腿が白い。
そして下着の真ん中の、フックラとした・・・・
「・・・・ね?」
甘く僕に呼びかけながら、僕の頬に触れた。僕は思わず、
「・・・う・・・・!」
声を洩らす。
相沢さんの瞳の、期待する色が濃くなる。
勃起を握っている女の子が、「わ・・・!」っと短く叫んだ。
ドクンッ!と、脈打ったのだ。
これだけで反応してしまったのだ。
相沢さんの期待の色がさらに濃くなる。
「う・・・・うぅ・・・・・」
「なぁに?」
「ぼ、僕・・・・」
「ん?」
なんだろう、僕は心が破裂するように・・・・真っ白な何もないところからポッカリ浮かんで来たような言葉を、
「ぼ、僕・・・・・」
相沢さんに引き出された言葉を、
(何でそんな事!
そんな最低なお願いを何で僕は・・・!)
「ハッキリ言ってよ?」
相沢さんは苛立った様子で言った。それだけで、
「ひっ・・・・!」
僕はムチ打たれたように叫んでしまい、
「オ、オ、オモチャにぃ・・・・」
(ダメだ!そんな!)
「オモチャにぃっ!し、してぇ!」
と、
「うん、わかった」
相沢さんはニッコリ笑って、
僕のを握る女の子を目で退かすと、僕のを代わって握った。
「う、うっ!」
相沢さんの靴下越しの温もり。
それでコスるんじゃなくて、潰そうとするほどぎゅうっ!と握って、
「あうぅっ!」
離す。また、
ぎゅぅうっ!
離す。その繰り返しだけで、僕は、
「あうぅ!う、うっ!」
高まっていく!
相沢さんの軽蔑の目を感じる。
女の子たちのギラギラした目に囲まれてる。
そんな中、
「は!・・・・くぅっ!」
ビクンっ!と跳ねて、
ドクンっ!と流れた!
「ぎゃーっ!きったねーっ!」
「うわっ!うわっ!」
女の子たちが騒ぐのと、
相沢さんが軽く握るのを感じながら僕は射精し、
ヒク・・・・!と最後のケイレンを終えると、相沢さんは馴れた手つきみたいに、
きゅうぅ・・・!っと搾って残った精液を靴下に吸わせた。
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  1. 2014/08/22(金) 11:58:11|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 28

「・・・・マ、マジ?」
「うわ・・・・キモチワル・・・・!」
「ほ、ほんと、イモムシみた、い・・・・」
「ってか・・・・ミミズじゃね?」
「アハハ!ミミズね!気持ち悪ぅ~いっ!」
上履きを脱いで靴下を履いたままで、クニュクニュされ・・・・僕は、
「や、やだよぅ・・・やめて・・・・やめてぇ・・・」
泣きながら言うけれどやめてくれない。
足の裏で刺激され、ムクムク硬くなっていってしまうのに、手を抑えてる女の子が、
「こ、こんなんで、おっきくなるの?」
興奮の口ぶりで呟くと、足で踏んでる子が、
「スンゲェスケベなんじゃない?コイツ・・・・チ、チンコ、こんなに・・・・おい!あっちゃん見てるぞ!・・・・あっちゃん、どう?」
相沢さんは、やっぱりニコニコしながら、
「えぇ~!やっぱり・・・・気持ち悪いよね?こんな・・のぉ・・」
その、明らかに軽蔑のまじった目で僕を見ながら言う。
笑顔はいつものように優しく、柔らかく、でも、
僕の勃起を蔑んでいるのがハッキリ分かる。
完全に大きくはなってないものの、生暖かい靴下でナブられ、立ってしまっているのだ。
「あっちゃん、気持ち悪いってさ。お前のチンコ。それに私でこんなんなるんだから、誰でもいいんだろ?しょっちゅー勃起してんじゃねーの?」
「そんな・・・・そんなの・・・・・」
自分でも不思議だ。
好きでもない女の子に、しかも足でグリグリされて、
死にそうなぐらい恥ずかしくて、怖くて、気持ち悪くて、罵られて、それでもおっきくなるなんて・・・
右手を抑えてる女の子が、
「私でも出来る?」
「カンタンだよ。やってみる?・・・・お前、動くんじゃねぇぞ?動いたら、ビデオ、ネットにさらすぞ?」
完全にオモチャだ。
手足を掴まれたのは解かれたけど、足を拡げる体勢を強要される。
「くくっ!カイボーみて~っ!」
まさにカエルのような格好。
僕は恥ずかしさと悲しさと怖さで、腕で顔を覆いながら泣く。
「ビービー泣いてんじゃねぇよっ!」
「・・・・じゃあ、私、やってみる・・・・」
クニュ・・・・っとおそるおそる、別の足が来て、
「わ!ヘンな感触ぅ~・・・・!」
グニグニとナブられる。
「テーコーしたら、踏んじゃえ!潰しちゃえっ!」
「くひ~っ!キ、モチ、ワル~!・・・・カタァ~イッ!」
「コーフンしてんだぜ、コイツ。私達でこんなだから、あっちゃんがやったらスグ、シャセーすんじゃない?」
「私じゃダメか。おい!」
先っぽをクニュクニュされる。
「泣いてないで答えろよっ!シャセーしてみろよ!」
敏感なところを汗ばんだ靴下で擦られて痛い。
こんなんで射精するわけない・・・・のに、
チンチンは硬く、自分の奥の部分がチクチクして・・・
弥南さんが優しくいたわってくれた部分が、こんなに乱暴にされてるのに同じように盛り上がって・・・・
顔を覆ってるから見えないけど、弥南さんはどうしてるんだろう?
やっぱり、僕を軽蔑の目で冷たく見て・・・・・
と思った時、
「なんか疲れた~!・・・・弥南さん、やってみる?」
「え・・・・」
弥南さんの声。でも、
「アタシ・・・・そんな、汚いの・・・・ヤダ」
冷たい声。
二人っきりの時にしてくれたのと別人のよう。いや、
弥南さんがここにいるという事は・・・・
恐怖と混乱で、今まで思いつかなかった事が、今さら頭に渦巻いて・・・・相沢さんも・・・・相沢さんは・・・・・
「あっちゃんもやってみる?」
「えぇ~・・・」
相沢さんの声。
「こんな気持ち悪いのぉ・・・・でもぉ・・・・ふふっ!」
なんて楽しそうな、相沢さんの声!
「シツケだもんね、シツケ!・・・でも、さわりたくないなぁ~っ!」
「あっ!コイツ、あっちゃんの名前出したらヒク!ってしたっ!」
「期待してやんのっ!して欲しいんなら、お願いしてみろよ!おらっ!」
腕を取られ、顔をさらされた!
「う・・・うぅ・・・・!」
「ほら、相沢さん、イジってくださいって!あっちゃんにして欲しいんだろ?」
涙の向こう、相沢さんが僕を見ているのが見える。
軽蔑。汚物を見る目。
でも・・・・ヘンにキラキラして・・・・
「おらっ!ハッキリ言わないと・・・・タマ、潰すぞっ!」
爪先でタマをグリグリと!
「いだぁぁっ!」
「おらっ!言え!」
「言えよ!イジってくださいってよぉ!」
こんなひどい目にあっている僕に、相沢さんは、
「ふふ・・・・ふふっ・・・・そうだなぁ~・・・・」
薄く笑いながら、
「もう一生、みんなのオモチャですって、約束してくれるんなら・・・いいよ?おともだちになろ?」

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  1. 2014/08/18(月) 15:24:28|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 27

アタシは頭が真っ白になる。
たしかに、アタシはセンセーの『やり過ぎ』ってのをムシして、患者さんと・・・その、可哀想になっちゃってセックスしたけど・・・
『まぁ何度も言うが、気にするな。相沢さんの治療の事を優先するなら、むしろそれが良い方に行くかもしれん』
「で、でも・・・こ、こんな治療って・・・・」
『前にも言ったように、瑠夏が言うのは倫理の話だ。だが、『JMCG』は現実じゃない。気持ちを切り分けろ。同情するのはわかるが・・・・・そもそも、この患者だってお前の事を、覚えているわけじゃないんだぞ?』




相沢さんと弥南さん以外の女の子達が、ニヤニヤしながら僕に寄ってくる。
「シツケないとね?うふふ!」
「シツケないと。ドロボウがクセになっちゃうもんね?」
みんながクスクス妖しく笑いながら言って、それにつれてまわりの空気がドロリ・・・と粘っこくなった気がする。
「ねぇ~それからさぁ、アンタ・・・あっちゃんの事、好きなんでしょ?」
「だよね~!あっちゃんはどうなの?」
言われた相沢さんはチラリと僕を見て、
「・・・えぇ~・・・・」
眉をひそめて、
「好きとか嫌いとかぁ・・・・とりあえず、反省して、誠意見せて貰わない、と?」
クスクス・・・・クスクス・・・・クスクス・・・・
「そしたらぁ・・・ビデオ、大人に見せないかもぉ。もっと仲良くなって・・・・・ね?・・・おともだち?」
「うん、おともだち!」
「ともだち!」
クスクス・・・クスクス・・・・クスクス・・・・・・クスクス
「・・・・どうする?」
「どうしよっか?みんなで・・・・」
「まずは、みんなの言う事、聞くべきよねぇ~・・・!」
「そう、そう」
僕は女の子たちに囲まれ・・・なんだろう・・・・この匂い。
甘く、でも、奥深くを苛むような・・・虫歯を突っつくような攻撃的な甘さ。
「この前みたいに、『証拠を出せ!』なんてナマイキ言っちゃ、ダメよねぇ~?」
「だいたい、証拠ならあるしぃ~!今撮ってるしぃ~!」
機械音がかすかに聞こえるビデオカメラ。そして、
クスクス・・・・クスクス・・・・クスクス・・・・・
女の子たちのネットリした悪意に囲まれ、恐怖がゾワゾワ!っと沸き上がって、僕は、
「や、やめてぇ・・・・!た、た、助けて・・・・弥南・・さ・・ん・・・・!」
必死で弥南さんを呼んだ。でも、
弥南さんは冷たく、僕を見るだけ。
「何?アンタ、弥南さんに助けて欲しいの?」
「どうする?弥南さん?」
弥南さんは表情を変えず、いや、わずかに整った眉を寄せるだけ。
僕は震えながら叫ぶ。
「み、み、弥南さん・・・!また時間止めて、た、助けてぇっ!お願いぃぃぃっ!・・・僕・・・僕・・・・」
「何?アンタ、相沢さんじゃあなくて、弥南さんがいいの?」
「誰でもいいんじゃね?コイツ」
「はん。じゃあ、さ、ねぇ、面白い事しよっか?知ってる?みんな?」
ニヤニヤしている。
「何?」
「男の子の・・・・勃起。シャ、セー?」
きゃはぁぁっ!っとみんなが騒いだ。

何、これ?!
この子たち、何言い出すの?

「抑えちゃえ!」
一気に手足を取られ、僕は暴れるけど、あっさりみんなに抑えられてしまう。
「や、やめ・・・・!」
女の子の一人が、僕のズボンに手をかけて、下ろしだした!
「イヤだぁぁぁぁっ!」
僕は叫ぶけど、なんにもならない。パンツも脱がされてしまう。
彼女たちで脱がしたクセに、きゃあ~っ!と叫ぶと口々に、
「うわっきったね~っ!」
「キモチワルッ!」
「なに?イモムシ~?」
身動き出来ないまま、みんなの視線が集まるのを感じる。
見られながら、ののしられてる。
「なんか、臭くない?」
「くっせーっ!」
「汚ねぇっ!」
隠すことなんてできず、撮影もされる。
怖い!女の子たちが・・・・
僕は弥南さんを見る。
冷たく硬い表情で僕のされることを見ている。
相沢さんは・・・・
笑ってる。
いや、弥南さん以外全員笑ってるけど、他の女の子たちの嘲り笑いじゃなく、
いつも通りの、柔らかく優しい、ニコニコした笑顔。
と、
「このフニャフニャがさぁ、いじるとおっきくなるんだよね?アハハ!勃起だよ、勃起!」
クスクス・・・アハハ・・・・・・・・
「おいっ!勃起してみろよ!」
クスクス・・・!
どこからか持ってきた雑巾で、パンッ!と強く叩かれた!
「ひぎっ!ひぃぃっ!」
「イジったらおっきくなるよ、きっと!」
上履きを履いたままの足の裏で、グリグリッ!と踏み出した!
「い、い、痛ぁぁいっ!」
「うるせぇよっ!お前、勃起しろよっ!」

なにこれ?!
いくらなんでも、普通の女の子がやる事じゃない!
センセーは、アタシがやり過ぎたせいだって言った。
彼を勇気づけるためにセックスして、慰めてあげて・・・
・・・それが?

「うふふ!ダメだよぉ、そんな!痛がってるよぅ!」
相沢さんがニコニコしながら言う。
「でもさぁ、あっちゃん、きっとこいつ、あっちゃんの事好きだから、毎日あっちゃん思って、勃起してんだぜ?・・・・ズリ、ネタ?」
きゃぁぁっ!っとまた、朱色の悲鳴が湧き上がる。
「あっちゃんだって気持ち悪いよね?コイツ最低!」
罵りながら、足の裏をグッ!っと強く押し付けられる!
「いだぁぁっ!」
ドッ!っとみんなまた沸いた。
「痛いのダメ?じゃあさ、上履き、脱いでやろっか?脱いでほしい?ねぇ」
さらにグリグリと踏まれる。
「い、い、いだぁ・・・・!やめ・・・・お願いぃぃぃ!痛ぁぁいっ!」
「じゃあ・・・・」

テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2014/08/14(木) 11:55:22|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 26

相沢さんが何言ってるのか全く理解できなくて、まわりも僕に注視しててて、その静まった中を、
「・・・・・え?」
やっと搾り出した僕の声が、ポツンと水に溺れたハエみたいに空気に浮かんだ。
・・・・と、
「・・・・・ぶっ!も・・ぅ・・・!ダメぇ~っ!」
一人が堰を切って笑うと、
一気にみんなの笑い声が渦巻いた。
アハハ!
   キャハハ!
          アハハ!
え?え?え?
みんなを見る。残酷に笑ってる。僕を嘲笑ってる。
相沢さんを見る。優しく笑ってる。それで柔らかく、いつもの口調で、
「みんなぁ~!笑っちゃダメだよぅ!」
まわりをたしなめた。
「アハハ!ごめ~ん!だって・・・・ねぇ?」
「コイツ、面白れ~!まだわかんない?」
「この顔マヌケェ~ッ!」
ゲラゲラ下品に笑う彼女らと相沢さんを見比べると、笑い方は違うけど、
みんなは、虫の羽を取って残酷に遊ぶ笑いのようだ。相沢さんは・・・・・
甘いお菓子にウットリする笑いに見える。
でも、
それは結局、
同じもの・・・?
弥南さんを見ると、
またそれらと別の笑いを笑ってる。乾いた冷たい笑い。
僕を憐れむ・・・いや、蔑む笑い。
脳ミソがぎゅぅっ!っと搾られる。
血が渇く。
ガクガク震えてしまう!
なんだ、これ?
なんで?
なに?

     なに、これ?
      止めて!止めて!
       センセー!
「・・・・止めてぇっ!」


アタシが夢中で叫ぶと、送られてきていたイメージが途切れた。
アタシは時間の止まった患者さんの部屋で、シンとした中、自分の呼吸だけが、は・・・は・・・っとただ荒いのを聞いた。
気持ちわるさにからだがガクガクする。
ちょうくせつ彼のイメージが来たから、アタシの心とゴチャゴチャになったんだ。
それに・・・・
なんだろう、この気持ち悪さ・・・
フツーのイジメより陰湿で・・・よくわからないけど・・・・ヌメヌメしたような、ネバっこい何かが感じられる・・・・気がする。
そして、
アタシじゃないアタシがそこにいた?
・・・・ふと気づくと携帯から、
『瑠夏・・・・瑠夏・・・・!』
アタシを呼んでいる。
夢中でセンセーを呼んで、通話したままになってた。
アタシはグッタリしながら携帯を取って、
「・・・センセー・・・何?アレ」
センセーはやっぱりマヌケっぽい平べったい声で、
『・・・まぁ、あの辺りまでは予想の範囲内だな・・・大丈夫か?』
センセーのきづかわしげな声がまざるけど、アタシはムシして、
「なんで・・・なんでアタシがあそこにいるのよっ!」
『・・・・アレはお前自身じゃない。コッチで作った、お前の影だ』
「なんで?そんなもん・・・・」
『・・・治療の計画のうちだ』
「だってこれじゃ・・・・彼がアタシに怯えて当たり前じゃない!アタシも彼をイジメたって事でしょ?何で・・・」
『瑠夏、言ったろう?今回は瑠夏自身が彼への苛めに参加する。そして彼を苛む彼の中の相沢さんを引き出し、現実の相沢さんとシンクロさせて・・・・』
「それはわかってるわよっ!」
わかってる。わかってた。でも、
彼の中にいっぱいに拡がった悲しさが、恐ろしさが、さびしさが、アタシの中にも拡がって、アタシを震えさせた。
センセーは言う。
『何度も言うが、これは現実じゃない。患者自身もこの事を具体的に覚えているわけじゃない。深層に残ったとしても、コチラで責任持ってしっかりと除去する。『JMCG』内で起こった事は取り返しがつくんだ。気持ちは分かるが、切り替えてくれ。それに・・・』
そうだ、そう言ってた。でも、
「・・・・そんな・・・人の心をモノみたいに・・・・」
アタシが呟くのをムシしてセンセーが続ける。
『・・・・それに・・・・・まぁ、これは彼自身が望んだ展開と言えない事もない』
・・・・はぁ?
「・・・・・・え?・・・・なに?望んだって・・・?」
『勿論、百パーセント、彼がそう願っているというわけじゃないが・・・・ここは彼自身の世界だからな。実際の過去に起こった事は前の『JMCG』の時、回避したが、そこから先は彼自身の中で展開するルートだ。そういう意味では彼が望んだんだと、言えない事もない』
・・・・アレがぁ?!
みんなに笑われて、からかわれて、心をオモチャにされて・・・
『簡単に言えば、自己破壊欲求だな。彼の中にはそれが根強くある。普通はフォロワーがフォローするところを手を引いたんだから、それが起こるだろう予想はしていた・・・・が、どうやらこの先は・・・・何と言うか・・・・』
センセーの声が止まった。
アタシは、乾いた喉から絞り出す。
「・・・なに?・・・な、なんなの?」
『つまり・・・・お前は・・・・その、簡単に言えば、やり過ぎたんだ。まぁ、ここからじゃ僕もデータで想像するしかないが、どうもそうらしい』
やり過ぎ?
たしかにそう言われてたけど、
アタシはからだの中がザワザワするのを感じながら、
「・・・・ど、どういう意味?」
『苛めと言ったって、子供のやる事だからタカが知れてる筈だが・・・・まぁ、今からイメージを送る。また耐えられなかったら言ってくれ。止めよう』
アタシは頭が混乱する。
アタシのやり過ぎのせいって・・・・
「ま、待って!彼、これからどうなるの?!」
『ん・・・簡単に言えば、性的な苛めだ。普通は、実際には、たかが小×生でそこまでいく筈がない。彼の過去に受けた苛めでも似たものはあってもそこまで酷いのはない。お前との事が呼び水になって彼の破壊欲求と結び付いたと・・・・まぁ、考えられる』
・・・・・アタシ・・が?

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  1. 2014/08/12(火) 16:44:45|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 25

と、時間が止まった。センセーが止めたようだ。
患者さんは、アタシをバケモノを見るように見てるまま動かない。
携帯が鳴った。
携帯にでるとセンセーがなんかマヌケっぽい声で、
『・・・・凄い怯えてるな』
「うん。フツーじゃないよ・・・」
アタシが怖くてしかたないみたい。
『こっちからデータだけ見てる分にはハッキリしないが、まぁ、相当苛められたみたいだな』
「どんなことされたの?」
ちょっと間があって、
『・・・・今、お前にデータを送る。待ってろ』
アタシは携帯を離して、患者さんを見た。
こないだはアタシに甘えて、なんというか、可愛かった。今は完全にアタシを怖がってる。
と、
アタシがここにいない間にあった事のイメージが、アタシの中に流れて来た。




相沢さんは言う。
ホントは私は淋しいんだって僕の(彼の)手を取って切ない笑顔で真っ直ぐ見つめ。
アナタみたいな正直な人がいいの。みんなウソばっかりだもん。
(ここは相沢さんの部屋?日曜日におこった事?)
相沢の小さい手。熱い。僕が(彼が)熱いんだ。
心臓が飛び出しそうともだちになってともだち?
僕にはそんなものいなかた相沢さんが泣いているもらい泣き?
あぁ、僕が(彼が)泣いているんだ。
一緒に泣いてくれる相沢さんアタシは騙されないで!と叫ぼうとしたけど声にならないセンセにだまってろといわれたから
         じゃない、彼の中に満ちていくよろこびがアタシにもひろがって、アタシもうれしくてともだち、ともだち、彼といっしょくたになったアタシがよろこんでともだち       うん。
ねぇ、私ってズルいんだよ、知ってる?そんなわけない!ズルいし、どうしたらいいかわからないから笑ってるの。卑怯。
なんて切なく笑うんだろう相沢さんは誰にでもやさしい けど 僕(アタシ、じゃない彼)を見る目が濡れてああ、ギュッ!と握られた手が僕(彼)の心臓を掴む脳ミソが押し上げられる。僕(アタシ、じゃない彼)だけに向けられた濡れた瞳。
アタシは知ってるはず、相沢さんは壊れた女の子。相沢さんから見える世界はウソくさい色をした作り物の世界。
作り物の涙。  が、彼(僕)の心を騒がす。
ごめんなさい、相沢さん。
僕は自然に言葉を吐いた。相沢さんがうなずいて、それから首を横に振る。みんなにも謝ろうよ?
みんなに何を?相沢さんにだからつい「ごめんなさい」って言葉になったけど、何故みんなに?   でも、それは言葉になる前に、    相沢さんが僕(彼)を抱き締めて来た。
全身の血液が逆流する!血管がこんがらがる!
一緒に謝ってあげる。ね?だから・・・みんなと仲直りしよ?許してもらお?許してくれるよ?

    うん。

場面が変わった。まるで映画のように切り替わった。
女子に囲まれ、うすぐらいホコリっぽい教室で彼は   
え?   
アタシがいる。
アタシが冷たく彼(アタシ)を見ている。
これは、センセーが作ったウソのアタシだ。アタシはこの時いないはず。
相沢さんに言われるままに、僕は(彼は)言う。
ごめんなさい。
やっぱ、盗ったのアンタ?僕は・・・相沢さんが遮る。謝ったんだからいいじゃない!
レールが敷かれた。
彼は相沢さんに導かれ、盗みなんかしてないのに謝った事でドロボウになった。
体操着を盗られたあっちゃんが言うんならいいけどさぁ・・・・そういえばアレ、濡れてたじゃん。なんで?
ア、ア、アレは、その・・・・
女の子達が僕に注目する。
またカッカッ!と頭が白くなる。相沢さんを見ると、
相沢さんは気づかわしげに僕を見てる。
ちょっとだけ心が落ち着いた。
息を深く吸って、
僕・・・だ、誰にもし、し、し、信じて貰えなくて、かな、かなしく、て・・・・・泣いちゃって、そそ、それで・・・・・
涙で濡れてたの?
うん。
相沢さんが僕の頭を撫でてくれる。みんなの前だけど、また涙がポロポロ落ちていく。
もう大丈夫だよ。ちゃんと謝ってくれたから、みんな信じてるよ。
うん。
涙が止まらない。
でも、悪いことは悪いことだよね?悪いことしたって、認めて反省してるんだよね?
うん。
どう?みんな、許してくれるよね?
あっちゃんが言うなら、私は良いけどさぁ。
  私も。
       私も。
             私も。
でも、ドロボウってそういう問題じゃないじゃん?
そう?じゃあ、やっぱり、大人に知らせるべき?
ここには親も先生もいないしさ、子供だけで勝手にドロボウ許すのは・・・
相沢さんが言う。
じゃあ、やっぱり、そのビデオ、大人に見せようか?撮れてる?
うん、バッチリ。
ビデオ?
見ると、
ビデオカメラを構えてる子が。
何の事かわからず、ポカンと相沢さんを見ると、やっぱりとても可愛らしい笑顔で、
「ドロボウの告白、大人たちに見せるね?捕まっちゃうかもしれないけど、仕方ないよね?」

テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2014/08/10(日) 06:43:39|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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瑠夏とぐるぐる 24

「・・・瑠夏」
患者さんの寝顔につい見入ってたアタシに、キンチョーした声でセンセーが言う。
患者さんは、ほとんど外に出ないでヒキコモリってヤツで、顔がたるんでるし、太って、ハゲかかってて、ていうか改めてジックリ見ると頭のテッペンがもうヤバくて、でも、それでも子供のころの面影はある。特別カワイイ男の子ってわけじゃないけど。まー、フツー。意外とまつ毛が長い。今だって、もっと痩せて髪ごまかせばなんとかなる気がする。
つーか、今は患者さんの心は『アッチの世界』で、子供に戻ってるハズだから、それが寝顔にエーキョーしてるのかも。
「・・・瑠夏?大丈夫か?」
ちょっとイライラしたふうにセンセーがくりかえす。
「うん」
アタシはうなずいた。頭に付いたコードがウザい。
そのコードは伸びて、ゴチャゴチャ機械にくっついて、モニターによくわかんない数とか色とかが出てる。
それがアタシだ。
そこからまたコードが伸びて、相沢さんと、そのとなりの彼につなげられている。
二人のモニターはアタシからは見えない。
相沢さんは・・・・美人だけど、だいぶ年とって見える。
疲れて死んだ人みたい。
誰も来ないデパートのマネキンみたい。
三人がつながってる。初めてのことだ。
「じゃあ、瑠夏、いいか?」
「うん」
アタシはうなずく。
渡されたアイマスクを着け、横になった。
ぽ・・・・ぽ・・・・・・・ぽ・・ぽ・・ぽ・・・・・ぽ・・・・・っとケムリみたいなあかりが目の前でまたたく。
しばらくそうしてると、からだがしずんでく感じになる。
薬がきいてきた。
眠るわけじゃないけど、眠るのと起きてるのと半分づつぐらいな感じをユラユラして、クラ・・・として、頭の中でうわぁぁん・・・ってちっちゃく鳴ってる。機械の音だか、自分の中の音だか、いまだにわからない。
いつの間にか自分は薄暗いなにもない中に立ってて、目を開いているのに気づく。
ポヤポヤと全身の血管がさわぐ感じ。
だいぶなれたけど、やっぱり自分が形になってない気がして手をグーパーする。
携帯が鳴った。
『・・・どうだ?』
「うん。大丈夫みたい」
『今回は、二人の意識を行き来する事になるが、相沢さんの方は後回しだ』
「うん」
『何か問題が起こったら直ちにコチラに戻す。携帯が鳴ったら迅速に出るように』
「ジンソク?」
『すぐに、急いでって事だ』
「うん」
『・・・どうもこっちでデータを見てるだけだとハッキリしないが・・・彼はどうやら、現実に無かった責めをクラスメートから受けたようだ』
「なに?それ?」
『現実には苛めの切っ掛けになった事件は回避したわけだが、それから我々が手を引いた後、彼のイメージの相沢さんが、彼に新たな方向から苛めを加え・・・そこ迄は想定内だが・・・その・・・どうやらそれが、より陰湿になったと言うか・・・』
「インシツ・・・・」
『陰湿と言うか・・・まぁ、彼の中のイメージでの事だ。色々な事が重なって・・・・まぁ、会ってみれば分かる事だ』
やな予感。
「けっこーあの人、教室ん中で素っ裸で犬の真似させられたりとかしたんでしょ?それよりひどいの?」
『まぁ、そうだ。だが、重ねて言うが、瑠夏はあくまで傍観者でいろよ。それが今回の仕事だ』
「・・・・」
気づくと、手をいっぱいぎゅぅっ!っとにぎってて、汗ばんでいる。
『じゃあ、準備が出来たら患者さんの中に送り込むが・・・』
「・・・うん。いいよ」
『もういいのか?』
「うん・・・待って!」
やな予感。
息を大きくすって、
「・・・いいよ」
さっさと終わらせたい。
『じゃあ、いくぞ?』
ブワッ!っと、空気がそのままで全部がゆれる。




学校に行きたくない。外に出たくない。味方は誰もいない。
弥南さんも、僕の味方じゃなかった。僕をからかってただけだ。
僕は女子たち、五人ほどに、使われてない教室に連れて行かれた。その中に相沢さんも、弥南さんもいた。
相沢さんも、弥南さんも、恐い。恐い。恐い。恐い。
女子たちはなんで、僕に恥ずかしい事させて喜ぶんだろう。
弥南さんが僕にしてくれた事も、みんなが言ったように『気持ち悪~いっ!』って思いながらしてたんだ。
弥南さんは冷たい目で、僕が女子たちの言いなりになっているのを黙って見てた。
相沢さんは・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・ニコニコしてた。
あの笑顔・・・・
吐き気がする。
恐い。
イヤだ。ウソだ。でも、現実に・・・・
忘れたいと思うほど脳ミソがひきつって、思い出す。甦る。恐い。恥ずかしい。気持ち悪い。痛い。
死にたい・・・
と、
一人っきりの、鍵をかけた筈の僕の部屋に、
「・・・・ね、ねぇ・・・・」
あの弥南さんの声。




アタシは再び患者さんの中に(部屋に)入り込む。
彼は、電気も点けない部屋で泣いていた。
布団をかぶっていたのが、アタシに気づくと、
「・・・弥南・・さん・・・ひっ!」
彼はおびえて後ずさりした。
ズキッ!っとアタシの胸が痛む。
彼は濡れた目で見てる。
小刻みに震えている。

テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2014/08/01(金) 08:54:45|
  2. 瑠夏とぐるぐる
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