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瑠夏とぐるぐる 15

教室での弥南さんは、やっぱり僕に関心がまるでない様子で、クールにそこにいた。
二人っきりの時に見せる饒舌さや人懐こさはミジンもなく、クラスメートに話しかけられても表情を変えず、言葉は少なく、別人のようだ。
誰もあんな弥南さんを想像もしないだろう・・・って僕も、こうしていると信じられない。
弥南さんをチラチラ見てしまうけど、整った横顔を見ていると、
あれは夢?妄想?と感じられる。
でも・・・・同時に、
弥南さんの裸の美しさや、感触や・・・匂い、鼓動・・・弥南さんの中に入って、ムニュムニュとしたうごめきに包まれ、とっても熱くって・・・心地よくって・・・・それらは生々しく残っている。
僕は昨日、弥南さんとセックスしたんだ。
・・・・そんな事考えてると、
「・・・なに転校生エロい目で見てんだよぉ!」
クラスメートが僕の座っている椅子をガン!っと蹴っ飛ばした。
あわてて、
「べ、べ、別に・・・そんな・・・」
否定するが、
僕は、思う。
(お前、知らないだろ?本当の弥南さん・・・・今の百倍もキレイで、千倍も優しくて・・・・)
お腹の下がムズムズする。
(気持ちよくって・・・)
教室全体を見回す。
(お前ら、知らないだろ?弥南さんがどれだけステキで、弥南さんとのセックスが・・・・どんなに・・・)
あまり感じた事ない感情だけど、
優越感・・・?
だろう。
僕もよくセックスの事はわかんないけど、弥南さんがストレートに教えてくれたそれは、僕の心を広くくつろがせた。
昨日の僕と今日の僕は違った。
これが弥南さんの言う『治療』なのか、と思っていると、
反対側からポンポンと肩を叩かれた。
「・・・ね?」
振り返ると、相沢さん。
「いい?ちょっと、話、あるんだけど?」
「え、え?」
ニッコリ笑ってそこにいた。
真っ直ぐ僕を見てる。
相沢さんは誰に対しても、じっと相手を見て話しかけてくる。スッゴク澄んだ、キレイな目で。
でも、僕は思わず目をそらしてしまう。もともと人と目を合わせるのは苦手だけど・・・・
とても眩しくて、見れなかった。
「な、な、に・・・?」
自分でもキョドってるのがわかる。
チラチラと相沢さんの顔をちゃんと見ようとして・・・・胸の辺りをさ迷ったりして、
(・・・意外と・・・おっきそうだな・・・・)
なんてつい考えてしまう自分に気づいて、よけい赤くなってうつむいてしまう。
相沢さんはそんな僕を、まるで気にしない様子で、
「昨日、ごめんなさい。うたぐったみたいで・・・」
ペコっと頭を下げてくれた。
慌ててしまう。
「い、い、い、いや、そんな・・・!」
思わず立ち上がった僕を上目で見上げ、
「許して、くれる?」
小首をかしげる。
その可愛らしさに、頭に一気に血がカーーーッ!っと昇って、
「ゆ、ゆ、ゆ、許すって・・・・そ、その、べ、べ、べ、別に分かってくく、くれれ、ば・・・」
震えながら、ドモリながら言うと、
「ホントぉっ?!」
満面の笑みで僕の手を握って来た!
「わっ!」
「嬉しいぃぃぃっ!」
そのままブンブン振って、
「良かったぁっ!許してくれなかったら、どうしようって思ってたぁっ!」
「ちょ、ちょっと、相沢さん!」
クラスのみんなが注目している。
もう、頭が沸騰してしまう。
相沢さんはぜんぜんまわりを気にせず、嬉しさを全身で表して、
「ねぇ!ホント?ホンット~に!怒ってない?」
「う、うん」
「怒ってないなら・・・」
ニッコリ笑って、
「良かったら、仲直りに今度の日曜日、みんなで遊びに行かない?」

そして、
やっぱり弥南さんは夜、僕の部屋に来た。
って言うか、気づくといた。
で、僕を見るなり、顔をしかめて、
「・・・ニヤついてる・・・」
「そ、そぉ?」
でも自分でも分かる。顔がフニャフニャしちゃう。
みんなと一緒とはいっても、相沢さんと遊びに行くなんて・・・
・・・もしかして、相沢さん、僕が勇気振り絞って言い返した姿に、キュンとなったんじゃないか・・・・と、バカだと分かってるけど想像してしまう。
弥南さんはあきれたように僕を見てるけれど、どうしても・・・顔がユルくなる。
と、
「・・・・カ・・・・」
「え?」
弥南さんが呟いた。聞き取れなかったけど。
「なに?」
聞き返すと、
「・・・何でもないっ!」
トゲトゲしながら言う。
・・・・バカ・・・・・って言ったような気がするけど・・・・
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テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2014/06/20(金) 06:43:04|
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