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玩具姉妹 1

逸美ちゃん(11)
朔美ちゃん(9)


「ラクにしてなさい?そう、緊張しないで」
そう言われても・・・・
ソファーにカチコチに固くなって座る、逸美ちゃん、朔美ちゃん姉妹。
ジュースを置かれたテーブルの向こうに、パパぐらいの年齢のオジサンが座っています。
笑顔で、
「ジュース飲んで?」
勧めるものの、その笑顔に隠せない冷酷さが現れてないでしょうか?
妹の朔美ちゃんなんて、ガタガタ震えています。
恐いのです。
お姉さんの逸美ちゃんだって恐い。でも、
「あ、あ、あの・・・パ、パ、パパと、ママ・・・・」
カラカラに渇いた喉でやっと絞り出すと、
「パパとママはねぇ、それぞれ、別のところで働いて貰っている。パパにはパパに、ママにはママに相応しい職場でね?」
「ど、どこ・・・・」
逸美ちゃんの質問に答えず、
「・・・だけどね、パパとママにいっくら働いて貰っても、足りないんだ。だから、二人にも手伝って貰わないといけない。それで、来てもらった。まぁ、そう難しい事じゃない・・・・ジュース飲んで?」
手伝う?
子供の自分達が出来る事なんて、高が知れてます。
「な、な、な、な、なにを・・・・」
震える声で言う逸美ちゃんに、
「ははは。まぁ・・・・ね、ジュース飲んで?飲みなさい?」
男は繰り返します。
「話はそれからだ」
たしかに二人とも、喉がカラカラです。
いったい何事が起こっているのか?
オウチに居ると、パパからどこそこに来るよう電話がありました。
行くと、知らないこのオジサンが車で来て、携帯を渡されました。携帯に出るとパパからで、車に乗るよう言われました。
知らないオジサンに着いていっちゃ、イケナイって言っていたのに。
パパはどうしても、と言います。ママが大変だからと。
パパの声が震えていました。
危険を感じます。
「あ、あの・・・ワ、ワワタシ、だけ・・・・・」
逸美ちゃんがオジサンに言うと、
「ダメだよ?じゃないとママが大変な事になる。パパだって、ね?」
と言って笑いました。

悪夢の世界に突然誘われたようです。
ここはどこ?
パパとママはどこ?
「ほら、ジュース飲んで?」
事情は分からなくとも只ならぬ事が起きている事は感じられる幼い姉妹は、たしかに恐怖と緊張で喉がカラカラです。
でも・・・・
「ははははは。警戒してるのかな?まぁ、知らないオジサンから物を貰っちゃ、いけないよね、たしかに・・・・でも、信用して貰わないと、話を先に進められないよ?そう・・・・僕はね、パパと、ビジネス上のパートナーなんだ。僕らは信頼の上で成り立っている。僕はパパを信頼し、パパは僕を信頼し・・・・」
パパのお仕事がどういうものか、逸美ちゃんも朔美ちゃんも、具体的には知りません。
三年前、パパは突然転職した、と言います。その転職先のパートナーだと言うのでしょうか?
「・・・・パパと僕は、本当に良いパートナーだった。パパはね、ママにも、君たちにも、もっともっと幸せになって欲しくていっぱい頑張ったんだよ?知ってるかい?」
たしかに、『転職』をしてからというもの、オウチは一気に裕福になりました。
パパのお陰よ、感謝しなさい?とママはいつも言いました。
逸美ちゃんは来年中学ですが、お金のいっぱいかかる有名私立に行く予定です。
ごくごくフツーの家庭が、たった三年でみるみるうちにリッチになっていったのです。
誰もが羨む暮らし。
たしかにパパが頑張ったお陰でしょう。
「ジュースを飲みなさい?」
オジサンは繰り返します。
「じゃないと先に進められない・・・・・パパとママに、会えないよ?」
「・・・・・・お姉ちゃん」
朔美ちゃんが、隣の逸美ちゃんを見上げます。
朔美ちゃんも喉がカラカラでしょうね。
逸美ちゃんはコップを手にし、口をつけて、
こく・・・・・と一口。変な味はしません。
渇ききった喉に一口では、渇きを増すようなものです。
もう一口。
「朔美ちゃんも飲みなさい?」
ろくに不幸な目に合ったことのない朔美ちゃんです。
お姉ちゃんが口をつけたのに堰が切られたように、グーっと一気に飲んでしまいます。
逸美ちゃんも、
警戒はしててもやはり裕福な家庭で優しい両親に育てられた女の子。
人を疑い慣れていないのでしょう。
残りを一気に飲んでしまいます。
オジサンは、仰け反った二人の白く細い喉を見ながら、
ゴクリ・・・・と生唾を飲みました。
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テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2014/12/13(土) 19:25:24|
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