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玩具姉妹 2

そもそも連れて来られたここはどこなのか?
そう広くない、けれどモノが少なくてガランとした一室。
姉妹二人の座るソファー。前にガラス製のテーブル。
向かいに椅子二つ。その一つに座るオジサン。
壁に鏡。出入りのドアが一つ。
それだけ。
雑居ビルの地下なので窓もありません。
「はははは!よっぽど喉が渇いていたんだね?ガマンはイケナイよ?・・・・そう、パパだって、君たち家族を幸せにしたくってしたくってガマン出来なくて、一生懸命、頑張ったんだ。だから、君たちは他のまわりの子達より、良い暮らしが出来た筈だ。ガマンしてたら、ホドホド止まり。パパはガマンせずに、どんどんお金を稼いで、君たちもどんどん幸せを増して行って・・・でも、お腹がいっぱいになってもう食べられない!って思っても、時間がたてばまたお腹がすくでしょ?あれと一緒で、パパもまだ足りない、まだ足りないっていっぱい、いっぱい頑張った・・・・」
オジサンは値踏みするように姉妹たちをみて、言葉を切りました。
怯えと不安に満ちた表情。
お姉さんの逸美ちゃんは肩までのサラサラヘアで、眉のところで前を揃えてます。その下の黒く澄んだ聡明で素直そうな双眸。通った鼻に柔らかそうな唇。
妹の朔美ちゃんは逸美ちゃんの腕を掴んでます。ツインテ。キレイな眉をハの字に歪ませているのが見えます。コチラを警戒する瞳は大きく、チンマリしたお鼻に結んだ唇が、華奢な小動物を思わせます。
つい、イジメたくなるほどに。
「・・・・まぁ、頑張れば必ずお金が儲かるって訳でもないのが大人の社会ってもんでね。運も必要だし、見合ったスキルも必要だ。そう、人間にはそれぞれ、スキルというものがある。たとえば・・・・」
ニッコリ笑って、
「逸美ちゃんも朔美ちゃんも、とっても可愛いね?ママも美人だし。美しさっていうのは、立派な才能だよ。その才能と努力が一体となって、他の子達より恵まれたり出来る訳だ。言ってみれば、君たちには他の子達より恵まれて当然なだけの、スキルがある・・・・」
ここでオジサンはまた言葉を切りました。
そして、じっと二人を見つめます。
一方的に喋られ、いきなりぶつ切りにされて逸美ちゃんも朔美ちゃんも戸惑います。
何か喋るよう促されている気もするし、オジサンが言葉を選んでるだけのような気もする。
けれど、オジサンに対して喋るにしても、オジサンの言うことは半分も頭に入って来ていません。
とにかく、パパとママがどこにいるのか?
どうしているのか?
知りたいのはそればかりなのです。
と、
「パパの事だが」
これもいきなり言われ、二人はドキッ!とします。
「パパが・・・・?」
逸美ちゃんを無視して、
「パパは頑張ったけどね、頑張るだけじゃダメなのが大人の社会なんだな。逆に頑張れば頑張るほど裏目に出る場合がある。運に見放されてね。もしかしたらスキルも足りなかったかもしれない。でも僕はパパのパートナーだから、見放さないよ。運用資金が必要だというから貸してあげた。パパは僕にとても感謝していたよ。パパが貧しくなっちゃ、家族の君らまで貧しくなっちゃうでしょ?そうならないよう、パパは頑張った。僕もお金を乞われるままにどんどん貸してあげた。でも、仕方ない時は仕方ないもんだ。もがけばもがく程、沈んでく。ははは」
笑って、やはり値踏みするように姉妹たちを見るオジサン。
「まぁ、パパの頑張りは分かるから僕もお金を貸してあげた。パパを信頼して。でも、パパは返せない、と言って来た。そんなの裏切りだろう?パパは僕を裏切ったんだ。信頼していたのにね?
でもパパはいい奥さんを貰ったね?ママはとってもいいママだね?パパの代わりにお金を稼ぐって言うんだ。でも、その程度の金額じゃない。だから、君たちに・・・君たちのスキルを使ってお金稼ごうって、僕から提案してみた。ほら、女優さんとか、モデルさんとか、美人さんたちがその美貌を使ってお金稼ぐでしょ?君たちもとっても可愛い女の子だから、きっとお金になると思う。君たちみたいな可愛い女の子は、きっとみんなにチヤホヤされると思うなぁ」
という事は、このオジサンは芸能事務所の人か何か?
「パ、パパとママ、ど、どこに・・・・?」
「言ったろう?別のところで働いて貰ってる。で、それじゃ足りないから君たちにも働いて欲しい。働いて貰えなければ、パパとママはいっそうお金稼がなきゃならない。どんな事をしてでも、ね?」
「あ、あの、は、働くって・・・・・何を・・・・?」
ちょうどその時、オジサンの携帯が鳴って、
「お、着いたか?じゃあ来てくれ」
携帯を切って、
「・・・君たちの先生を用意した。今から来るから、よく言う事聞くように」
するとしばらくして、
20代後半ぐらいの、美しい女性が入室して来ました。
ニッコリ笑って、
「はじめまして。こんにちは。逸美ちゃん、朔美ちゃん」
突然、現れた美しい女性。
優しそうな笑顔で、理知的な眼鏡をかけています。
恐いオジサンとずっと一緒だったので、不気味に暗雲に覆われていたのが少し陽がさしてきたような気持ちで、
「コ、コンニチハ」
「コンニチ・・・ハ」
頭をペコリと下げる逸美ちゃん、朔美ちゃん。
「遅いぞ?」
「ふふ。うちの子がグズっちゃって・・・・」
オジサンは姉妹たちに向かい、
「あとはこの先生に聞いてくれ。任せたよ?」
「はい・・・・・可愛い子たちね?」
「あぁ。好みだろう?」
「ええ」
と、姉妹の見えないところで浮かべた笑みには、少なくない冷たさが混じっていました。
けれどその冷たさは姉妹たちに向き直ると消え、テーブルの上を見て、
「あら、もう全部飲んだのね」
呟きました。
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テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2014/12/20(土) 12:05:58|
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