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玩具姉妹 3

「あ、片桐さん。やっぱカオルさん、スゴいっすね。片桐さんと違ってあの子たち、ちょっと気を許したみたいっす」
ここは姉妹たちといた部屋とは別室です。
さっきの部屋も殺風景でしたが、ここにも事務机とモニターぐらいしかありません。
ただし、モニターはやたらと幾つもあります。
事務机の上に、複数のカメラを操作するスイッチが並んでいます。
そのうちの一つのモニターを見る若い男に片桐と呼ばれたオジサンは、
「浅間。この子たちそれぞれ、アップで映せ」
「ほい」
浅間と呼ばれた若い男はカチャカチャと操作し、
「お姉ちゃんはまだ固いけど、妹ちゃんはカオルさんに明らかにホッとしてますね~。まぁ、見た目は優しいお姉さんだから・・・」
「カオルと俺と、どう違う?」
ニヤニヤしながら隣に座ります。
浅間は、
「ゼンゼン違うっすよ!」
「ハハハ!奴の方が俺よりエグいけどな」
浅間はどっちもどっちだよ、と思いながら言いませんでした。
モニターには、お姉ちゃんの腕を掴むのを止め、膝の上に両手を置いてちょこんと座る朔美ちゃん。
逸美ちゃんも大人しく、カオルと呼ばれた美人さんに耳を傾ける気配を感じます。
「しかし、この子たちは素直にジュース、飲みましたね?」
「ん、大人を疑うのに慣れてねぇんだろうな。悪い大人が世の中にいるって教わってても、実際そんな奴に会ったことないから、分からないんだよ。なにしろご両親も真面目な善人・・・名門小×校に通って、酷い大人なんて、見た事無いんじゃないか?ガキをそんな、善人ばっかの『無菌室』で育てるってのも、どうかと思うなぁ、俺・・・・」
「でも、バカ親のガキみたいにスレてなくて、いいすね。なんか・・・・ちゃんと真面目な親に育てられた?みたいな?」
「真面目な善人って~のも、崩れると早いけどな。この子たちの親だって・・・・なぁ?運に見放されるって、怖いなぁ?」
そうなるように仕向けたクセに、と浅間は思いますが、言いません。
モニターから、
『さっきのオジサン、怖かった?あはは!』
カオルの言う声が聞こえて来て、片桐は、
「よく言うよ・・・・」
呟きます。
『そんな緊張しないで、聞いて?ま、ムリないか、突然だもんね?オジサンから、大体のお話は聞いてるかな?』
『あ、あの・・・・パパとママは・・・・・』
『今ね、とっても忙しくてここに来れないの。でも、二人の事、心配しているわ。二人に申し訳ないって・・・あたしからも謝るわ。突然こんな事になって、ごめんなさい』
と、カオルは頭を下げます。
『い、いえ、ただ・・・・』
『怖かった?』
『あ、あの・・・訳わからなくて・・・・突然で・・・・・連れて来られて・・・・・その・・・・』
『そうよね。でも、仕方なかったの。あんまり・・・・ふふ!子供にこんな事言うの、何なんだけど。お金の話。ちょっと大人の話だけど、聞いてね?あのね、あなたたちのパパ、今すぐ、沢山のお金が必要なの。パパはお金借りてたんだけど、急に返さなきゃならなくなって。借りたら返すのは当たり前だけど、とても一遍に返せる金額じゃなくって困っちゃって・・・・・そしたら、さっきのオジサン、片桐さんって言うんだけど、あなたたちに手伝って貰ったら?って・・・急にそんな事言われても、困っちゃうわよねぇ?』
『はぁ・・・・あの・・・手伝うって・・・・』
柔和な笑顔に訊ねると、
『片桐さんから聞いてないかな?あのさ、テレビとか見てると、子供が働いていたりするじゃない?○○ちゃんとか、○○ちゃんとか、子役の有名な子、いるよね?他にもいっぱい。あれに似たお仕事をね、紹介してあげられると思うの。だって、子供だとどこも雇ってくんないじゃない?あぁいうところなら、子供だからこそ、うまくいけば大人以上に稼げるって訳。パパの借金なんてスグ返せちゃうぐらい♪』
やはり芸能事務所のようです。
と、朔美ちゃんが、
『○○ちゃんみたくテレビ出るの?』
興味ありげに訊ねます。
『そうね。でも、あたしはあなたたち二人とも、○○ちゃんより可愛いと思うなぁ。もっともっと人気者になるんじゃない?』
『・・・・お姉ちゃん!』
逸美ちゃんの袖を引く朔美ちゃん。興味があるようです。て言うか、もともと芸能界に興味がありました。
華やかな世界。そして、まわりから「可愛い」「可愛い」と沢山言われます。自分でも、テレビのこの子より自分の方が可愛いよなぁ、とひそかに思ったりします。
一方逸美ちゃんは。
あまり目立つ事は好きではない性格です。
朔美ちゃんよりもちょっと成長してからオウチが裕福になったのが関係しているかも知れません。環境の変化はまわりのヤッカミを生み、逸美ちゃんはかえって逆に、あまり出しゃばらない、控え目な女の子に育ちました。それに・・・・
『わ、私たち、そういうのよくわからなくて・・・パパとママにも聞かないと・・・・』
まず、パパとママの姿を確認したいのです。
『まぁそうよね。でも、ちょっと写真、撮らせてくれない?今日はそれぐらいでいいわ。本当にわたしたちの言う通りにするかは後で決まればいいわ』
『すいません・・・』
モニターを見てる二人は、
「はは!すいません、ですって!」
「ははは!ほんと素直ないい子だな~っ!」
ゲスく笑い声をあげました。
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テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2014/12/23(火) 12:16:16|
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