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瑠夏とぐるぐる 30

まわりの空気が生臭く濁り、僕の、脳ミソまで放出したようなスッカラカンな頭に、聞こえてくる。
「・・・何?この臭い?」
「くっせー!・・・・気持ちワリイッ!」
ののしり。
僕のどうしようもなく溢れた精液をののしっているのだ。
僕は食虫植物によって半壊した蝿のように、動くことすら出来ず、
ウットリと溶けていく。
そんな中、相沢さんは、相変わらず優しい口調で、
「ヘンタイだよね?気持ち悪い男の子だよね?ドロボーでスケベで、生きる価値無いんじゃないかなぁって思うの。みんなどう?」
女の子たちが、
「思う思う!」
「クズ!」
「でも、ウチラって・・・・」
「優しいじゃない?」
くすくす・・・・くす・・・くすくす・・・・
嘲笑が神経をくすぐる。
「・・・・スゴいね、こんなに出して」
「キモチワリイよね、ドロドロ・・・・こんなの出るんだぁ・・・!」
くす・・・くすくす・・・・くすくす・・・・
相沢さんは、
「あ、付いちゃったぁ!」
握ってた手を離して、僕の口元に持ってきて、
「汚いからぁ、舐めて?」
女の子たちがいっそう騒ぐ。
「ゲェ~ッ!」
「マ、マ、ジ?そんなもん・・・!」
細いしなやかな指に付いた僕自身の精液。
それを
僕は・・・
「ぎゃーっ!コイツ、ホントに!」
「うわっ!うわっ!汚い!」
舐め取った。
相沢さんがウットリと僕を見ている。
指をくわえた。
吸った。
苦い。臭い。
甘い。



イメージが止まると、アタシは気分が悪くてその場にへたりこんだ。
そのまま頭がジンジンするなか、やっと携帯が鳴っているのに気づいた。
「も・・・もしもし・・・」
『瑠夏、大丈夫か?』
アタシは、吐き気を押し込むように、
「・・・あ、あんなの・・・」
こみあげるカタマリを飲み込んで、
「い、い、異常だよっ!」
叫んだ。
センセーは、しばらく黙ってたけど、しれっと、
『・・・・・まぁ・・・そうだな』
言うと、
『一旦戻るか?休むか?』
アタシは時間の止まった患者さんの顔を見る。
怯えて・・・アタシに怯えて止まっている。
・・・・こんなんなって、アタシ、どうすればいいの?
センセーはこれは現実じゃない、と言うけど。
病室のモニターの前からじゃ、『JMCG』の向こうからじゃ、この生々しさは分からない。
たくさんの数字の前でセンセーは、患者さんがいくら傷ついてボロボロになっても『治療』すればいい、ココは現実ではないから、と言う。
相沢さんを救うために必要な事。
この患者さんは?
相沢さんのあとに治療する。って、センセーは言った。
どんなにボロボロになっても、責任持って治療するって言ってた。
と、
センセーが言った。
『・・・・まぁ、今から思えば瑠夏のやり過ぎも、悪くなかったかもしれん。これだけ派手な苛めなら、相沢さんも反応するかもしれん』
アタシの胸がズキッ!っと痛む!
やり過ぎって言葉に。
「セン、セー・・・・・アタシ・・・・一旦、帰る」
『・・・わかった』
アタシは携帯を切って、リターンコールを押そうとする。
ゾワッ!っと怖くなる。
アタシは・・・・
このまま現実に戻るのも怖い自分に気づく。
こんな気持ち悪い場所にいたくないけど、現実に戻るのも、
何か、もっと気持ち悪い事になる気がする。
大事なコトを突きつけられる気がする。
現実に戻って、センセーに聞きたいことが・・・こんな『JMCG』内のケータイでのやり取りじゃなくて、センセーに向き合って聞きたいことが山ほどある。でも、
きっとアタシは、そうしたら選ばなきゃいけない。
『・・・どうした?瑠夏?』
ためらうアタシに、センセーがうながす。
『・・・・・瑠夏?まだいるのか?』
「・・・・ううん」
アタシは首を振った。
どっちにしろ、進まなきゃ。
アタシはリターンコールの番号を押す。
プ・・・・プ・・・プ・・・プ・・プ・プ・プ・プ・・・・
機械の音。
番号を押し終えるとまわりが揺らぐ。とけるように暗くなって・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・行かないで、って、誰かが言った。
患者さん?のわけないか。彼はアタシを怖がっている。
ちっちゃな子供の声。
行かないで・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・誰だろう?と思っていると、身体がトロトロだったのが固まった感じがして、
治療室に戻ってた。
「大丈夫か?瑠夏?」
「・・・・休みたい・・・・・」
「そうか」
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テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2015/08/04(火) 12:11:07|
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